国家検定キャリアコンサルティング技能士2級合格体験記④【論述試験Before→After】
第31回試験(2023年12月)の論述は、65点(一応、合格基準を達成はしていた)。第32回試験(2024年6月)の論述が、79点。
試験直後は、「ああ、しまった、やっちまった」と会場(教室)を出て5歩くらいで気づいて、激しく落ち込んでいたが、結果としては、大幅に点数UPとなった。
論述でやってしまった!と後悔したが…
何を「やっちまった」と思ったかというと、論述で、相談者の気持ちの整理みたいなこと、たとえば、「親御さんへの想いをくみ取り、どうしたいのかを整理しながら考えていただく」といった”感情面”での記述が極端に少なく、自己理解では、「仕事」についてかなりフォーカスしたように思ったからだ。
気持ちの未整理状態を一緒に整理していく、という部分もとても大事なはずなのに、どちらかというと事実ベースで整理していく、というほうに重きを置いていたような記憶がある。
論述2回目受験時に変えたところ
しかし、結果としては、79点になったのは、主に、以下が要因かなと思う。
設問① 主訴、設問② 見立て 設問③目標と方策 この全てにつながりがあるように心掛けた。(1回目受験時は、ここにあまり一貫性がなかったのではないかと思う)
事実とご本人の「思い込み」(と思われる箇所)に線を引きながら読み、「ここは情報を正しく収集したほうがよい」といったことを書く際の根拠として示した
介護については、多少経験があったので、地域包括支援センターの名称を記載、実家自治体側にあるそれが相談先であることも記載。介護についての”知識”がある点もアピール。一人で抱え込もうとしている点に新しい視点を提案する
現時点で仕事を辞めて介護するか」といった短期視点での戸惑いに陥っているも相談者に対して、「中長期」視点を見立てにも方策にも記載した
逐語内容を俯瞰してみるとよいかも
特に最後の「中長期視点」は、問題文(逐語記録)を集中して読むと、相談者と同じ立場に陥って、「今」をどうするか?ばかりを考えてしまいそうになるのだが、少し俯瞰してみれば、「いや、待てよ。この方、まだ50代。ここで大好きな仕事を辞めて・・・その後、どうなさるのだろう?」と客観的に考えてみた。
この辺りが、点数UPにつながったのかなあ、と思う。
(回答へのフィードバックはないので、あくまでも自己分析だが)
というわけで、その辺の話やら論述試験で途中退席する受検者について、そして、トータルでかかった費用などについてお話してみた今朝のVoicy。
キャリアコンサルティング技能士2級についてのVoicyでの報告は、ひとまずこれが最後です。書いてよかった・・・。なぜならば、既に、少しずつ試験のことを忘れかけているから💦
こちらnoteでは、もっと細かい試験勉強や試験対策で、私がやってよかったと思うことを記録していきます。
33回以降の受検を考えている方にも、国家資格キャリアコンサルタント受験を控えている方にも、何らかの参考になれば幸いです。
最後に点数の公開。
これでも「合格」なんです💦。ギリギリの人。
ただ、全てで点数が上がっている点は、努力の跡かなとは思います。