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学ぶことは、自由になること。
小学校2年生の子供たちに、担任の先生がこう話した。
「みんな、なんで勉強すると思う?」
「勉強するとね、今よりもっと自由になれるんだよ」
なんて先生だ!(褒めている)
7歳とか8歳の子どもに「勉強するとね、自由になれるよ」ってそんな話をする先生。
そして、それを40代になってもずーっと覚えている人。
10年ほど前、同僚が話してくれたこのエピソード。
何度聞いても、感動する。
私たちは、何のために勉強するのか、わからなくなりがちだ。
学校という仕組みができたから、よけいにそうなったのかも知れない。
学校という仕組みがなければ、何をするのでも、学ばないと先に進めないし、それは、知識だけでなく技量も何もかも、学び成長して、生活とか仕事とかがより楽になっていったはずだ。
学校という仕組みができてから、学ぶのは学校、それ以降は、働く。といった線引きがなされたのかも知れない。
学校にはテストとか通信簿があるから、自分のために学ぶというよりは、テストで合格点を取るとか、親に怒られない通信簿をもって帰るため、など、純粋な学びの意欲も喜びもだんだんと感じなくなってしまったのかも知れない。(私なんてどういう子どもだったぞ)
実際に働くようになってわかるのは、働くようになってからのほうがうんと勉強するよねってことなのだが、一方で、勉強しなくても働くことはできるので、その辺が厄介である。
ただ、やはり、学び続けている人のほうが、自由度は高いように思う。嫌な仕事がない。やりたくないことも少ない。だって、できるから。
どんな仕事でもどんと来い!となる。
自由になるために学ぶ。
今よりも自由になるために学ぶ。
子どもも大人も関係ない。
学校に通うかどうかも関係ない。
学ぶことは自由になること。
「感動した!」と直接、Xで、コメント欄で感想をいただいている最新Voicy。
受け売りですけどね。