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受援力。「助けて欲しい」と人に頼ることは、強さの証拠。

「何もかも一人で頑張る」を私たち日本人はやりやすい気がする。

自分で頑張る。自分だけ我慢する。我慢が足りないのではないかと思う。できないのは、自分のせい、たとえば、努力不足や能力不足じゃないかと思う。もっと他にも大変な人はいるのだから、このくらい乗り越えなくてどうする、とか、この程度で音を上げてどうする?などと、自分で自分を追い詰めてしまう。

そうなると、
「助けて」
「手伝ってほしい」
「教えて」
「手を貸して」
などが言えなくなる。

「言ったら負け」のゲームに参加しているようなものだから。

だけれど、一人でできることには絶対に限りがあり、一人で思いつくものにもまた限界がある。限界がある想像と知識の中で限界のあるパワーで乗り切ろうとしたら、それで実現することの範囲も狭くなろうというもの。

だから、本当の意味で強い人は、「一人で頑張る人」ではなく、「多くの人の知恵や力を借りて何かを成すことができる人」なんだろうと思う。

「私、これ、一人じゃできないので助けてほしい」
「私にはこれ、分からないので、教えてほしい」
「2人のほうが大きな力が出るので、力、貸してほしい」

そんな風に周囲に頼れること、頼った結果、その力を得ることができる人であることが、自分ができることの範囲を広げたり、遠くまでたどり着いたりもできるんじゃないだろうか。

頼る相手がたくさんいる人。
そういう繋がりを築いている人。
そのために、Giveも沢山している人。

そんな人であれば、助けを求めることもしやすいはずだ。

最近、受援力という言葉を知った。

助けを求めるだけでなく、助けてもらうことに負い目、引け目を感じないで、堂々と助けてもらうことも含む概念だと理解している。

Could you help me?

同僚の仕事と子育ての両立のお話。


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