見出し画像

なぜ哲学が暮らしに活きるのか?

こんにちは!
どーも!ミニマリストのゆ〜せ〜です!

本日もテツっていきましょう。

今回は、なぜ哲学が暮らしに活きるのか?ということを考察していきます。

哲学が無意味だという人は非常に多いと思います。
それはプログラミングや英語と同様に難しそうにもかかわらず、暮らしに活きる理由が分からないからです。
つまり、実用的でないと考えられるわけです。

まずは哲学についてを知りましょう。

哲学とは


マガジン説明にも記載しているものを引用します。

哲学とは、サイエンスだけでは説明することのできないあらゆる世の中の概念に対して懐疑的になり、自由な発想を持って思考し、その概念の本質を見抜こうと試みて、その本質をできるだけ誰もに納得してもらえるよう考え抜く学問である。

これだと分かりにくいので深掘っていきます。

「サイエンスだけでは説明することのできない」というところは、世の中には物理や化学といったものがあって、例えば、水の沸点は100度で、100度になると水は気化するということは不変の真理です。
これはサイエンス分野で説明することのできる事実と言えるでしょう。
そして、サイエンスでは必ず正解は1つになります。
数学で考えると正解が1つになることが分かりやすいかと思います。
哲学の分野は正解は1つではありません。
過去のあらゆる思想家や哲学者も多種多様な真理を持っています。

「あらゆる世の中の概念に対して懐疑的になり、」というところは、そのままですが、例えば、人は幸せを目的に生きるという概念があったとします。
それに対して、「本当にそうなのか?」という疑問を持つということです。

「自由な発想を持って思考し、その概念の本質を見抜こうと試みて、」というのは、自分なりの正解を見つけるためにその概念の本質を見抜く努力をするということです。

「その本質をできるだけ誰もに納得してもらえるよう考え抜く学問である。」というのは、先ほどの自分なりの正解が正しいという根拠、理由を相手に理解してもらうために考えるということです。

哲学が暮らしに生きる理由


哲学とは何かということを理解した上で、それがなぜ暮らしに活きるのかを考えていきます。
スキル面で見れば、論理的思考力や仮説力が身につきます。
しかしそれだけでは他の方法でも良いでしょう。

哲学の重要な点は、物事の本質を捉えることができるというところにあります。
物事の本質を捉えることが、なぜ暮らしに活きるのでしょうか?
それは、人生に正解はないからです。
例えば、国民が幸せに生きるためにはどのような政策を取ればいいのか?という政治的な問いがあったとします。
そこに正解はありません。
お金を配布すれば全員が幸せになれると考える人がいたとします。
それをすぐに実行しても上手く行かないことは明白でしょう。
それは、海外のベーシックインカムでの事例でお金を配ると働く意欲が増すという研究があるからと、お金=幸せは成立しないからです。
そのときに国民の幸せの本質について考えずに「なんとなく良さそう」の行動は効果はありません。
これはビジネスにおいても言えますよね。
その問いの本質を考えるのは意味がありそうだということはなんとなく理解できるかと思います。

つまりは、人生には1つの問いに対していくつもの回答があり、そこでどれを選択するかは自分なりの哲学によるということです。
物事の本質を捉えることは、人生において最良の選択することにつながるというわけです。
もちろん、他にも哲学を学ぶ意義はありますが、ここでは暮らしに活きる理由だけを述べさせていただきます。

このマガジンの目的

本マガジンの目的は、知を愛し、知を学ぶ知識層のあなたが、哲学を学ぶことによって、思考力を鍛え、本質を見抜く努力ができるようになり、より知への探究心を高めるところにあります。

知識や情報に乏しい人が知を愛することはできません。知を学ぶ知識層が議論することに哲学の面白さはあります。
知への探究心を止めないで下さい。
知が無くなったとき、あなたはただの老いた人になるでしょう。

これからも現代でも活用することのできる哲学の思考や知識を一生懸命発信していきますので、フォローやスキよろしくお願い致します。

Twitterでは毎日ミニマリストという生き方についてツイートをするようにしていますので、フォローしていただけると嬉しいです。
プロフィールからご覧いただけます!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?