コロナ後遺症とBスポット療法をやってみた結果

おはようございます。

「一生付き合う可能性もある」ということを、強く意識し始めました。人生、変わってしまいました。

車椅子、1人で出かけられない介助型のものなので、最悪です。(手に力がないため)

介助者にいじめられたら終わりだし、介助者が下手だったら疲れるし、1人になれない。もちろん介助者がいなければ家から出られません。

そして外出もなにも、体調に振り回されています。急に熱が出たり、呼吸が苦しくなったり、動悸がしたり、握力がガクンと落ちたり、手足に力が入らなくなったり…。もちろん、常時、身体のどこかが痛い。軽く痛い時と激しく痛い時の違いや、気をそらせる時と追い詰められる時の違いはあっても、ずっと痛いのは本当に不快です。

あと、苦しいし、身体が動かないし、シャワーも浴びられません。不衛生なのは本当に不快です。

感染して自宅療養中にあのまま肺炎で死にたかった。

「明日、特効薬が出る可能性もあるから」

というのは、

「明日、隕石が落下する可能性も」

「明日、地球が滅亡する可能性も」

「明日、病状がさらに悪化する可能性も」

なんだって可能性はありますよね。

患者としてはそれを言われるとさらに絶望が深まりますが、おっしゃってくださる側としては、それしか言葉が見つからないんですよね。だって治んないんだもん。

私も最初はコロナ後遺症なんて、心因性とか精神的なものかなと思っていましたが、もちろんストレスだったり生活環境だったりこれまでの生育歴だったり患者さんによって、様々な要因が関係はあるでしょうけど、これだけのパンデミックの中で、これだけたくさんの患者さんがいらっしゃったら、たんに精神的なものでは片付けられないでしょう。

Bスポット療法は、名医にあたるまで時間がかかり、通院が大変で、治療そのものが激痛です。

上手じゃない先生のところに何回通っても無意味ですが痛みだけは一人前です。でも15回ぐらいやってみないとその先生が上手かどうかわからないんです。地獄。やってみてダメそうだなと思ったら次の先生を探すしかありません。1からやり直しです。

何回やったら症状が軽くなるとかそうしたものはありません。個人差があるし、良くなる人は良くなるしならない人はならない。エビデンスはあると言われていますが、劇的に良くなる人もいればならない人もいます。エビデンスの定義とは…

私のように症状が取れなければ、「あなたには効果がなかったんですね残念でしたね」で終わりです。

100回以上やっている人もいるらしくって、止め時がわからなくなりますよね。効いていない、症状が続いているから100回もやっていらっしゃるわけで。その時点で医師も患者も矛盾に気づくことができなくなっています。

投資の世界には損切りと言う言葉がありますが、こと自分の身体となると難しいですね。

私個人としては、Bスポット療法で、ブレインフォグだけは、多少軽減したような気がします。あれだけのコスト(痛み、交通費、疲れ)を払って、たったこの結果かと思うと、あんまりだと思います。

ただものすごく治療してる感、頑張ってる感があります。

私闘病している!やれる事やってる!もしかしたら治るかもしれない!だってこんなに大変で辛くて痛い治療に耐えてるんだし、なによりお医者さんが、この治療は日本にしかなくて、それはラッキーなことで、15回を目安に頑張れば良くなるって言ってるんだから!

何回やったと言うと個人が特定されてしまうと困るので言えないですけど、医師に提案された目安をはるかに超えて治療を行いました。残念。

あきらめるから、死なせてほしいと思います。

今悩んでいるのは諦めることと受け入れることの違いです。

諦めずに闘病がんばり続けるべきなのか、治療を弱めてこのままならない身体性を受け入れるべきなのか。どのみち、死ねないから、生活費だけかかり続ける地獄。不労所得があるわけではない普通の運の悪い人なので、プレドニンの適当使用しかありません。

私には子どももいないし、思い残すこともないから生きることそのものをあきらめたいと思っています。もういい。おりたい。感染し後遺症が残り、治療に効果がないタイプで、運が悪かったのだから。いくら頑張ったって、苦しみから解放されるわけではないのだから。

痛いのだけは、本当にかなわない。眠れない。痛くて眠れないと、本当にメンタルやられます。

早く日本でも、安楽死の選択肢がほしいと思います。肺炎も助ける術がないのなら、バルビツール酸を配って、ご本人に選択して貰えばいいんじゃないかとすら思うほど、苦しかったです。

2021/08/30



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