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【連載】創価大学に入学して地獄を見た話①



自己紹介

初めまして。ご覧いただきありがとうございます。
私は、現役時代に某国公立大学に合格したにも関わらず、そこには進学せずに世間で有名な「創価大学」の理工学部に進学して地獄の四年間を過ごした者です。このユニークな経歴を活かし、創価大学、ひいては創価学会の内部事情をZ世代の観点からお伝えしたいと考えています。創価大学を卒業してからしばらく経ち、精神的に落ち着いてきたので記事にしようと思いました。こんなの、書き残さないとやってられるか!また、自身の備忘録としても、この連載を通じて記録を残していきたいと思っています。ちなみに私は、記憶のない頃から赤様の頃から両親に創価学会に入会させられていた者で、自身も創価学会員でありますが、現在は全く1ミリも活動しておりません。

この記事を目に留めてくださった方は是非最後までご覧いただけると幸いです。

まずは第一歩として、私自身が実際に学生生活を送った「創価大学」について、時系列順に記事を更新していきたいと考えております。


そもそも創価大学とは?

皆さんは創価大学と聞いて、どのような印象を持つでしょうか。

やはり、最初の印象は「創価学会の大学」でしょうか。
それとも、「どこの大学?何それ、美味しいの?」でしょうか。
はたまた、「やばいカルトの大学だ。近寄れない。話題にするな。」でしょうか。
もしくは、「通ってる奴らは全員ヤバいやつだ。近寄るな。」でしょうか。

あはは、面白いですね・・・・・・・・。

実は、以上のどれも、私が実際に知人や友人から受けた発言です。

そうです、国公立大学に受かる実力があったにも関わらず創価大学に進学した私は、進学前から地獄を見ることになったのです。。。。


入学前の災厄① ド田舎

私はもともと、地方に住んでおりました。地方とは言っても、皆さんが安易に想像するような地方ではありません。近くに塾や予備校はもちろん、スーパーやコンビニなども一切ない、「ポツンと一軒家」のような山間の地域に住んでおりました。まあいわゆる、「ド田舎」ってやつですね。そんな、朝は鳩の鳴き声で起き、夜は鈴虫と共に寝るような「ド田舎」に住んでいた私は、都会の喧騒とは無縁の生活を送っていました。騒がしいと言えば、たま〜に地元の金髪のなりきりヤンキーがタバコをふかして夜中の1:00くらいにバイクをブンブンさせていたくらいですかね。彼らは10年以上経った今でもブンブンさせているそうですが、、、、。
そのような田舎に住んでいた私は、世間の目や声などをあまり気にすることなく育ちました。また、高校を卒業するまでスマホを持っていなかったので、浮世離れした生活を送っており、完全にガラパゴス状態でした。

入学前の災厄② 中学の成績で世界一頭が良いと勘違いされる

そんなド田舎に住んでいた私ですが、親の意向から勉強だけは人一倍させられていました。そしてその甲斐もあり、中学ではトップの成績を収めていました!!

しかーーし!!

実はここには大きな落とし穴がありました。
思い出してください、ここは、ド田舎だったのです!
つまり、他の人より多少勉強すれば、容易に成績トップを取ることができました。まあ、県で1位もとったことがあるのですが、なにせ、県全体が没落しているような地域でとってもなあ。。。。。。
そのおかげで、私の親は、私が世界一頭が良いと勘違いをし、見事に私が国公立医学部に余裕でいけると思い込みました。そして私は、その時県で有数の進学実績を残していると見せかけていた高校に寮生活でぶち込まれることとなったのです。ここでの生活も、かなりヤバすぎました。またこの話は長くなるので別のシリーズで記事にしようと思います。体罰をする先生が普通にいたんだよな。

入学前の災厄③ 医学部目指すも、創価大学。そうかそうか。

そんなこんなで高校に入学した私は、親も言ってたし稼げそうという安直な理由から医学部を目指し勉強を始めました。しかし、あまりにもクソなヘンテコな高校のカリキュラムのおかげで成績は上がらず、特別金持ちでもなかった私は浪人という考えは一切なく、なんやかんや(この話は長くなるので別のシリーズで記事にしようと思います(2回目))で狙いを某国公立に下げ、現役時代は前期で某国公立を受け、私立は創価大学のみを受験しました。

え?

いや、そうなんです、今振り返ると本当に 田舎丸だし 頭おかし いとをかし。
なんと、私立は創価大学のみを受験したのです。いやあ、やべえな。アホすぎる。

「なんで、創価大学のみを受験したの?」

と疑問に思ってくださった皆様方、ありがとうございます。
その疑問に答えていきます。


創価大学のみを受験した要因① 親

今振り返ると、この受験には、かなり親の意向が含まれておりました。

私の両親は、どちらも熱心な創価学会員であり、どちらも創価大学通信出身です。
そして私が進路の相談をした際には、両親の口からは、

「医学部いかないでどうせ⚪︎⚪︎大学行くくらいなら創価大学。」

とまあこんな感じで、創価大学よりも他の国公立大学やGMARCHなどの大学を下に見るような発言が多々あり、純粋無垢でピュアで可愛い私は、その両親による発言に徐々に飲み込まれていきました。

先述しましたが、私が住んでいた場所はド田舎すぎて、早慶やGMARCHなどを詳しく知る由もなく、また、私は高校卒業後までスマホ禁止だったため、大学の受験の仕組みさえも知りませんでした。今でこそ情報化が進んでいますが、当時の私はピュアすぎで、かつ、スマホ禁止の呪縛にかかっていたので、センター試験ですら知りませんでした。センター試験の存在を、センター試験の申し込みの段階で知りました。大学の受験の仕組みもそのあとで知りました。そんな中、私にとっては親の発言が全てだったのです。高校も教師もクソだったので何も教えてくれなかった。

今考えると怖すぎる。というか、親は田舎者すぎて医学部か大学は創価大学しか知らなかったようだ。ちなみに両親はどちらともド田舎出身で、受験勉強経験は一切ありません。なので、国公立医学部の難しさを知りませんでした。

ド田舎者×創価学会員×受験経験なし = 日本の大学といえば創価大学 or 医学部

創価大学のみを受験した要因② 創価大学の「GCP」

そんな親の発言の呪いにかかり、自ら創価大学について調べていくこととなりました。どんな大学なのだろう。と。
ネットは使えないので、ひとまず、パンフレットを取り寄せることにしました。
そして、パンフレットを開き、情報を確認していきました。

「ふむふむ。なるほど。私は理系だから、理工学部か。」

このほんの2秒で私の人生に影響を与える学部が確定しました。

続いて、どんどんページをめくっていき、いよいよ最後のコラムに到達しました。
すると、そこには、創価大学GCP最強と言わんばかりの記事がありました。
(参考までにGCPのURL:https://www.soka.ac.jp/seed/gcp/)

その記事には、東大を含む旧帝大などの大学を蹴って創価大学に入学した先輩たちのメッセージがあったのです。驚いた私は、創価大学の中にもこんなにレベルの高いプログラムがあるのかと思いました。その記事に載っていたプログラムの名前は、「グローバル・シティズンシップ・プログラム(GCP)」というものでした。(このプログラムの説明は公式サイトにあるので、詳しくは省きます。)
私はその記事に一種の興奮を覚え、読み進めていきました。すると、GCP生は卒業時に平均TOEIC900点を超え、進学先も「東大院」や「ハーバード大院」など、就職先も「金男サックス」や「ゴーグル」など、名だたる大学や企業が並んでいました。また、GCP生であれば、無料で海外研修にもいけるとのことでした。
私はあっという間にその記事を読み終え、そして、読み終えた頃には、もはや創価大学GCPの虜になっていました。


そしてついに、創価大学へ

以上のような時を過ごした私は、何も深く考えることなく、国公立に進学せず、創価大学に進学し、GCP生としても選抜されることとなりました。この時、私が「どうせ⚪︎⚪︎大学行くくらいなら創価大学」の呪いにかかっていたことには間違いありません。そしてそんな親でしたから、創価大学以外の私立なんて、受けさせてくれるわけがありません。

高校の先生からは、

「お前ならやれば早慶やMARCH受かりそうなのに、受けないの?そうかそうか。創価かそうか。池田大作のファンかそうか。」

と言われました。

今思えばこの時から周囲の人々にバカにされ始めていたんだってことに気づけばよかったのですが、ピュアな私はスルーしていました。

しかし、本当の地獄は、ここから始まるのでした。。。。。。



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