脱いいねの世界
こんにちは、(ほぼ)無職のタナカさんです。
無職じゃまずいだろっ!!ってことで
今はセルフベーシックインカム(早い話が貯金の切り崩し)と
フリーで動画編集をしています。
そして実労働以外で収入を得ようと考え始めています。
今回は、いいねは必要のない機能、っていうお話です。
この記事を読んでほしい人
✅いいねの数をきにする人
✅その人をいいね数で判断しちゃう人
▼いいねは必要ない▼
2019年の話ですがTwitterの創設者ジャック・ドーシーが
カナダで行われたTEDカンファレンスである発言をしました。
最初からやり直せるなら現在のようなスタイルにはしない。
そもそも『いいね』機能なんて必要なかった
またこの発言の数日後
インスタグラムも「いいね数」の表示を廃止する方向、と
報道されました。
実際、現在Instagramで「いいね数」を確認することはできません。
(少し面倒なことをすれば、見れるんですけどね…)
こんな感じで
Twitter・Instagramでさえも
「いいね」機能に疑問を持っているのが
今の状態です。
▼いいねがメンタルに影響する▼
いいねにはメンタルにも影響するとされています。
少なからず人には
「承認欲求」というものがあります。
他人から認められたい、
自分を価値ある存在として認めたいという欲求。
これをかんたんに満たしてくれるのが
いいね
です。
これはそのまま文字通り
「人から"いいね(認められた)"をされた」からです。
つまり
いいね数が多いと
そのまま「自分を認めてくれた」
と感じてしまう。
最初はうれしいという感情ですが、
だんだんその数が増えなかったり、あるいは0だったり…
そうなると
「私は人に認められてないの…?」と
感じてしまいます。
「いいね」ボタンの発明者であるFacebookのエンジニア、
ジャスティン・ローゼンスタインは、ある記事でこの様に言っています。
いいねのもともとの意味
◆広告主にユーザーの好みに関するデータを集めるため
◆いいね、という社会的肯定を与えたり受けたりすることで得られる
【短期的】な後押しを楽しむため
そしてこうも言っています。
人間が最善の意図を持って物事を開発し、
意図しない否定的な結果をもたらすことは非常に一般的です
つまり
始めは本当の意味で「いいね」機能を
付けたのに、
結果的に制作者が考えつかない結果になってまった。
分かりやすい例が
ダイナマイト
もともとはトンネル建設などで、
早く・安全に掘削できるものとして使用。
ただそのあとは戦争や人を殺すものとして使われることになった。
つまり
開発者が想像できなかったいいねの結果は
メンタルへの影響という事です。
▼いいねのないSNS▼
VSCO(ビスコ)
発音はきっと【ヴィスコ】でしょうねw
下唇を噛みながら言うやーつ
これは今インスタ女子の大流行りの
写真加工アプリです。
こんな感じで「おされ加工」が出来るアプリです。
こちらはインスタ女子の大流行りアプリなんで
加工した画像を
こんな感じでInstagramに簡単に投稿することもできます。
VSCOはSNS投稿以外にも
VSCOユーザーのプラットフォームがあります。
こんな感じ
このプラットフォームの最大の特徴は
◆いいねの概念がない
いいねが付けれないんです。
フォローするはぎりっぎりあるんですけどw
何人からフォローされているかは表示されません。
だから逆にフォローされると
「この人の写真、なんか好き」みたいな
感覚だけでフォローしてくれるということです。
それって、なんとなく
本来の「いいね」の感覚に近い気がします。
そうなると
「俺のっ!写真やで!」
こんな感じで投稿できるので
◆いいねへの欲求が起こりにくい
◆フォロワーの数字がないので
「俺の!写真!」だけで判断される
自分が良いと思えるものだけ上げれる。
つまり投稿後の反応を考えなくて済むということですよね。
VSCO側がそこまで考えて設計したかわかりませんがw
これって結構、革新的なプラットフォームなんじゃないかな?
と思いました。
▼さいご▼
こんな内容の記事を書いているnoteは
スキ・フォロワー数が
がっつり見えているんですがねw
でもこういった
いいね・フォロワー数と言った
「一つの目安」が変わっていくんじゃないかな?と
思います。
実際、メンタルヘルスに
苦しんでいるYouTuberも
たくさんいると言われています。
2020年イギリスの17歳のメイクアップ系YouTuber
イーサン・ピーターズが薬物過剰摂取で急死しました。
適度にSNSと付き合うことは分かっていますが、
いつの間にか「頭に入り込んで」それがすべてになってしまう。
何かに似てるなぁと思ってたら
この本の「くしゃがら」という話にそっくり。
まぁまぁ話はそれましたが。
スキとかフォロワー数ってどうしても
気になりますが、
「それだけ」になると、
この発信自体全然面白くなくなりますからね。
気を付けようと思いました。
こんな長文よく脱落せずに読んでくださった
そこのあなた!
やさしすぎ。
ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
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