2022年あなたはアフィリエイトで 稼げなくなる
こんにちは、(ほぼ)無職のタナカさんです。
無職じゃまずいだろっ!!ってことで
今はセルフベーシックインカム(早い話が貯金の切り崩し)と
フリーで動画編集をしています。
そして実労働以外で収入を得ようと考え始めています。
今回は、2022年アフィリエイトで稼げなくなるかも??っていう話です。
▼なんだよ!関 暁夫気取りかよ!
予言もなんでもなく、
このまま行くとアフィリエイトは厳しくなるよっ
ていう話なんだよね。
話は戻ってきっかけは
去年2020年1月16日日経新聞で一面トップで出されたこの記事
まぁ結局は若干"違う"記事だったんですがね…
そして今年2022年にGoogleは
「Cookie」を打ち切る計画を発表しました。
※厳密にいうと「サードパーティCookie」
どんどん、読む人を無視して突っ走ってますね。
ちょっとペースダウンします。
▼そもそもCookieとは?
Cookie(クッキー)
サイトを訪問したユーザーの情報を
一時的の保存する仕組み、またはそのデータ
私も詳しくはわかりませんが、
もともとWebは「保存」ができない仕組み
(らしい)&(しらんけど)
そこでIETFというエンジニアの学会の人たちが
「保存できるようにしたよ~」となったんです。
それが「Cookie」なんです。
例えば、あなたが昨日ログインしたサイトを、
今日訪れても「ログイン」状態になっていますよね。
また、
YouTubeでは「あなたが見たい動画」が
出てきやすくなっていますよね。
私の場合は柴犬系の動画
YouTubeを開いたときに
ブラウザのCookieに
「あなたの見た情報」が書き込まれてる、という事ですね。
柴犬好きが来たぞ、とりま柴犬の動画見させとけ!
みたいな感じです。
もう一回復習。
Cookie
・ユーザー情報
・商品の購入情報
をブラウザの中で保存出来るデータ
▼Cookieを使うメリット
「その人にあった」広告を表示できる
例えば、あなたが引っ越しするとして
色んな賃貸情報を見るとします。
で、次の日ヤフーのトップページのサイドバーに
「大阪 1DK 5万円!」みたいな広告が
出てることありませんか?
Cookieを使うメリット
顔が見えないお客さんにダイレクトに広告を出せる
▼なんで廃止?
「Cookieのデータは個人情報になる」から
まぁ考えたらそうですよね。
すでにカリフォルニア州では
CCPA(カリフォルニア州消費者プライバシー法)を
成立させました。
CCPA(カリフォルニア州消費者プライバシー法)
◆IPアドレス
◆Cookieなど
を個人情報とみなし、
個人情報を取得する時にはユーザーの同意が必要になるという法律
日本いうと「個人情報保護法」みたいなものです。
ただし、日本の改正個人情報保護法では、
Cookieを特定の個人が”識別できない要素”と定義しています。
Cookieの定義
海外→個人情報としている
日本→個人情報としていない
▼アフィリエイトとCookieは大きく関係している
アフィリエイト広告とは、成報酬型のインターネット広告のこと
EC事業者(広告主)は成果が発生した分だけ広告費を支払い、
アフィリエイターに成果に応じた報酬を支払う
あなたのサイトの商品購入リンクから、
第三者が商品を購入すると
アフィリエイト広告会社(ASP)からあなたにお金を支払うという仕組。
「あなたのサイトから買えましたよ」という事実は
Cookieを使ってきちんと計測出来ていました。
でも、このCookieが廃止になると…
「あなたのサイトから買えましたよ」が
分からなくなるんですね。
しかも追い打ちをかけるように
AppleがITP(Intelligent Tracking Prevention)という
トラッキング防止技術を開発しました。
ITPはCookieによるデータ取得をブロックする技術。
(主にサードパーティCookie)
(かっこ内はスルーしてもOK)
つまりiPhoneやMac搭載のブラウザ・Safariを使えば、
Cookie(サードパーティCookie)を
使ったデータ取得が出来なくなるんです。
▼Cookieの廃止とITPの開発でどうなるか…
・ アフィリエイターは報酬をきちんと得られなくなる
・ ASPが機能しなくなるのでアフィリエイターが離れていく
・ これまで通りの広告収入を得られないので広告主も離れていく
つまり各ASPはCookieの廃止とITPに対応した
新たな計測方法を考えないといけない訳ですね。(他人事)
▼ただし、コロナのおかげでまだ大丈夫かも??
結構厳しめの状態ですが、少し明るい話題も…
スマホの普及とコロナの影響で、
ECサイトから買い物をする人は増えているのも事実です。
2020年のオンラインショッピングの利用状況
(年代別/n=493 出典:三井住友カード)
それに伴って、
アフィリエイトの市場規模は右肩上がりに成長しています。
注1)市場規模は、アフィリエイト広告の成果報酬額、手数料、諸費用(初期費用、月額費用、オプション費用等)などを合算し算出した。
注2)2018年度は見込値、2019年度以降は予測値。
出典:株式会社矢野経済研究所「アフィリエイト市場に関する調査(2018年)」(2019年3月1日発表)
なので、まだもう少しはアフィリエイトにはまだいけるかなぁ??とも
考えられます。
あくまでも、これは「今の予測」です。
ビジネスにおいては、すんごいスピードで
変化していることだけは忘れないでください。
▼さいご
Cookieはもともと「ユーザーの体験を向上させる」
という理由でつくられた機能です。
それがユーザーの行動を追跡するような事になったり…
データを取得出来たり…
本来の目的とはかけ離れてしまったCookie。
今後各ASPがどのような対応をするのか…
見守るしかないんですけどね。
っていうか、今回えらい「ビジネスっぽい」堅苦しい記事になっちゃった。
このCookie・ITP騒動で
実はマーケティング業界では
ゆっくりじわじわ○○が○○する流れになってきてるんですよね。
また詳しく、その事も書こうと考えています。
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