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低糖質・高蛋白質の食事にはビタミンを
ダイエット食の定番のようになっている高蛋白質、低糖脂質にはビタミンをしっかり取り入れることが有効だと思います。
せっかく蛋白質を摂取しても、使われなかったらもったいないですもの。
ざっくりとですが、主な役割として気になるビタミンは
ビタミンB1~エネルギー代謝にかかわるビタミン
ビタミンB2~体脂肪燃焼にかかわるビタミン
ビタミンB6~摂取した蛋白質を体に作りかえるビタミン
ビタミンB6は、日本人はお米から摂取しているので不足することは考えられなかったのですが、低糖質食で主食を食べない人は、要注意です。このビタミンB6を多く含む食品は、お米のほかに、大豆、クルミ、まぐろ、鮭、鶏肉、ごま、などがあります。ビタミンB群は水溶性のビタミンなので、一度にたくさん取り入れても、使われなかった分は排泄されてしまいます。ですから、食事のたびに取り入れないと、残念ですが食べた蛋白質を体に作りかえてくれないのです。
脂溶性のビタミンでは、ざっくりとですが、
ビタミンA~酸化から守る
ビタミンD~筋肉を強くする
脂溶性ビタミンは、その文字の通りですが、油と一緒に食べると吸収が良くなります。蒸した野菜や茹でた野菜をポン酢で食べるのもおいしいのですが、油脂を極端に制限していると、吸収されにくいのです。質の良いオイルを食べましょう。
人参は油でいためると油がオレンジ色になりませんか?脂溶性の成分が油に溶けているのですって。植物の色素にはビタミンなど有効成分が含まれていたりするのですね。
食べた食品を体で有効活用するために、そのために必要な栄養素を一緒に取り入れていないともったいないことになると思うのです。だから低糖質、高蛋白質ダイエットなさる方は、ビタミンと油も気にしたほうがより効果が期待できるのではありませんか~と思ったのです。