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【第15弾】叱ると怒る

久しぶりのたむとろ更新

もはや我が家で起きた事件を投稿するnoteに成り下がりつつありますが(笑)


今日Tは、同居人(Aとしておく)を”叱った”
あまりいい気分のするものではない。
T自身も心が痛い。

Aは声がでかく大柄な男性のため、同じく同居人(Bとしておく)はなかなかAを注意できないでいた。
AとBの口論が続くのは日常茶飯事であった。
誰もいい気はしていなかった。
BはAに言えないし、Bが言ってもAは聞かない。


AとBは関係の深い人物で、Tはいわば居候である。
しかし、Tは同居人かつ、居候という立場だからこそ、言えることがある。

Tは今日”叱った”
いい言い方をすれば 注意 であるが、だが今日のあれは叱っていた。怒気こそなかったものの、張り詰めた声で訴えかけていた。

もちろん、これに関してはAが悪いので、それはAに反省してもらうとして、Aは引き合いにTとBに「自分を放っておくな」と注意した。

Aが問題行動は自分が放っておかれていることから来るものもあったのかもしれない。

というのも、BとTも深いつながりがあり(この辺ややこしいですよね、すみません)、深い込み入った話をするのはBとTなのだ。

家の主導権を握っているのは(といっても家事や業務連絡が必要という意味で)ほとんどBで、そこにTが食い込んでいるという関係にあるからだ。
イメージしてほしいのは、AがTHE亭主でBが主婦でTが長女である(Tは男だが笑)

なのでAは疎外感を感じるらしい。構って欲しさに問題行動を起こしていたという側面があったかもしれないが、真意はおそらくAにすらもわからない。

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さて、ここまでがノンフィクション
ここからはたむとろである

「叱る」と「怒る」の違いって何ですか?考えたことあります?





答えは、「叱る」は他人のことを想っている、「怒る」は自分のことしか考えていないである。

「怒る」ってのはただの自己満ですね。はい。何度でも言います、自己満です。

子どものためって言いながら自分のためじゃねーかって親見たことありませんか?
「勉強しなさい!!」って叱っている保護者の皆さん、”叱って”ますか?”怒って”ませんか?

ちなみにイライラは怒ると発生しますし、イライラすると怒りたくなります。
でも例えば子どもがのんびりしているとイライラしますよね。それって自分の都合に子どもを合わせて、自分の基準からみると子どもが遅いから、自分の思い通りにならないからイライラするんですよね?
はい、今あなたは自分のことしか考えていません。子どもだって他人ですよ?思い通りになるわけないじゃないですか。人形じゃないのだから。

勉強しない子どもに対してイライラしたらよく考えてください。
自分の都合に押し付けて子どもに勉強してほしいと思ってないだろうか(勉強してほしいと思うことが悪いわけではありません)
子どもに勉強を強制する物言いはだいたい怒っているでしょうね。
勉強の有用性を真に感じて、なぜ勉強すべきかを論理的に述べられる親はさほどいないでしょう。それができる親はそもそも子どもを怒らないそうですけどね。

怒られると怒られた側は怖いんですよ。言葉の暴力ですからね、あれは。
みなさんも子どものころ経験あるのではないでしょうか?


さて、逆に「叱る」は何か。これは人のことを想ってあえて怒るのです。
叱ると心が痛くなります。その人のことを想っているから、誰だって好きな人を怒鳴るのは気持ちがいいものではないはずです(そう信じています)

”叱る”ことは組織において、集団生活をするうえでとても重要です。関係をなーなーで続けていれば成果は出ませんし、いつかフラストレーションがたまって破裂します。

叱るに関してはあまり語れませんが、人を怒った時自分の胸が痛くなることはありませんでしたか?本当はこの人を怒りたくなかったけど、この人のことを想うと言っておかなきゃならないというときがそれです。

子どもがやってはいけないことをしていたら親が叱ってあげて欲しいです。でもただ怒鳴るだけではなく、なぜその行動をしてはだめなのか、理由も説明してあげてください。大人はいいですけどね(笑)

この、「怒る」と「叱る」の認識を使い分けられていない人は多いです。

「怒る」ことを辞められていない人は多いです。家庭では親が子どもに、学校では先生が子どもに、職場では上司が部下に、社会のあらゆるところで起こっています。

「怒る」必要は全く無いと思います。言葉の暴力ですから。
世界から「怒る」ことが無くなりますように。

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