2024年9月のニュースレター【月報】
この月報は、「わたしからみなさんへの月に一回のお手紙」という感じで、やらせてもらおうと思います。堅苦しく言うなら「ニュースレター」だけど、それよりももっと柔らかい感じで。肩肘張らずに、好きなお茶でも飲みながら読んでほしいです。
この1ヶ月、わたしが作ったもの・書いたもの・やったこと・考えたことをお伝えします。
今月は、始業した月ということもあり、ものすごくたくさん仕事がありました。
本当に長くなりそうなので、おいしいお菓子とか、いろいろと用意して読んでね!
文筆業で生きてみると決めた
9月の頭はまだ兼業作家としての道を模索しており、就職活動をしていたんです。
就職活動の軸は明確でした。
「自分が心身ともに健康でいられる働き方ができること」
「同性パートナーが、男女の婚姻関係と同等に認められる会社であること」
これだけでかなり厳しい!
前者は、いろいろと工夫ができるところだったんだけれどもね。後者が、特に。先日、このニュースも話題になりましたねえ。
慶弔休暇の同性パートナーへの適用を行っているのは、全体の1.6%!
要するに、わたしのお義父さん・お義母さんに何かあったとき、98.4%の会社は、わたしは自分の有給休暇を使わなければ喪に付すこともできないということよ。そんなんやだよー。
でもそれができる会社も、一握りだけどあるかもしれない。そう思って、就職活動アドバイザーのところへは通っていたわけだ。
履歴書と職務経歴書は作るのが得意で、もうすでに出来ていて。それを東京しごとセンターの面談担当者に持っていったら「自己PR書を1枚書くためのセミナー」というものに招待されて、1回だけ参加しました。
そこで「ああ、わたしって"普通に就職"するのはもう違うな、文筆業で食っていきたいな」と感じて、以降は文筆業に振り切ると決め、東京しごとセンターは卒業しました。セミナー自体はとてもよかったですよ。オススメ!
よく深呼吸をしたあと、腹を括って、とりあえず名刺を入稿しました。
執筆環境の整備をした
160cm×60cmの机を組み立てて、モニターを買い、モニターアームを取りつけました。良いモニターを教えてくれた友人、ありがとう!
わたしは身長がさほど高くないので、執筆し続けても疲れない環境整備をするのは結構難しいんです。電動昇降式の机も結構調べてみたんだけど、わたしの身長だと完全にフィットしそうなのは「子ども用」しかなくて……。
そういえば、こんなニュースもあったね。
身長150cm台前半だと、結構世の中は生きづらい。机の選定のときにはつくづくそう思いました。
自分の身長に合った机やモニターの高さにできると、本当に疲れ方が目に見えて違う。ぜひみんな、新調を考えるときには自分の身体とフィットしているサイズなのかどうか、一考してみてほしい。そして、「一般的な身体」と「そうでない身体」について考える文章も書いてみたいな、などと思ったりもした。それは先行して書かれているものも多いけれどね。
noteの整備をした
今見ていただいている、noteの整備をしました。古い記事を消して、自分のアイコンを設定して、ヘッダー画像を整えて。
こういう作業は大好き。ずっとできちゃうね。
「ずっと前からアカウントを持っており、操作方法が分かっているから」という理由で基盤のプラットフォームをnoteにしているのだけれど、そのうちwordpressとかに乗り換えて個人サイト化できたらいいな、とも考えています。いつになるか分からんけど。
👆月報のアイデアはここからいただきました。
「ファミレスを享受せよ」という名作インディーズゲームを作られた方々のサイト。こんな感じのサイトが、わたしも作れたらいいなあ。
👆大作家、川上未映子のサイトはおそらくwordpressで作られていて、「著作一覧」のところがとんでもなく見やすくなっている。真似させてもらいたい。あと、英語表記がある(さすが!)。
『雑文集 田村真夏』の制作・販売を開始した
わたしがこれまで書いてきたものをまとめた、『雑文集』。8月後半に「作っちゃおうかな!」と軽い気持ちで始めたものの、予想以上に編集作業は大変だった!
校正作業も、大学の卒業論文を雑誌に掲載させてもらったとき以来だったからね。あのときの知識がちょっとだけ、活かされた――。
公開にあたり、目次をまずお見せして、「これが載るよ! お楽しみに!」の形でお知らせさせてもらった。その状態で何人もの方が買って下さっていて、とてもとても嬉しかったです。これまで応援して下さっている方が、「ありがたいことに、いらっしゃるのだろうなあ」とぼんやりと知っている状態から、「明確に、いらっしゃる!」と分かる感覚というか。本当に嬉しかったです。ありがとうございました。その方が読んで満足できる内容をご提供できているのかと一抹の不安も感じているので、感想などなど、ぜひ、お待ちしております。
『雑文集』を作っていくうちに、マルチメディアの良さについて考えることが増えました。例えば、今はnoteというweb媒体1つだけれど、目上の方にお渡しするのであれば紙の本のほうが都合がいい。また、「本って目が滑っちゃって読めないけど、オーディオブックなら聴けるんだよなあ」と言っていた友人を何人か思い出したりもして。オーディオブック版が今後作れたらいいなぁとか、考えたりしています。そしたら車の中とかで聴いてもらえるじゃん。いいよね、そういうの。
長編小説『リーリー』の構想を練った
『リーリー』という小説を書きはじめました。
モテないレズビアンが、社会を変える話です。
過去のリリースでは「11月末発売予定」というようなことを書いているものの、全体が読めるようになるのはもう少し先の話になるかと思います。
頭だけでも出したいんだけどねえ!
絶対、面白いよ!
映像化したときのキャストも、もう考えてる!(早い!)
カクヨムの使い方を覚えた(よちよち歩き)
お世話になっている方から、「小説を書いているなら、カクヨムのようなサービスに投稿するのはどうか」と助言をいただきました。
『右園死児報告』(読んだ人はお分かりかと思いますが、この文字列打つだけで怖いよ〜)も読んでたし、やってみたいよね!と思って、とりあえずすぐ登録してみました。
👆本当に怖い。プルプル震えながら読んだ。
『通勤時間が長くなったので毎日本を一冊読むことにした』の改稿版を、カクヨム連載、毎話読み切りの連続短編小説集にしようかな。
とはいえ、キャラクター造形などのテコ入れが結構必要かも。気長にお待ちくだされ~。
『喫茶もふ』プロジェクトに参加した
9月は、とても素敵なプロジェクトに参加させていただく機会もありました。
「よるべない人」のための喫茶店。人間も、人間でないものも立ち寄れる、世界のどこか、すみっこにある、喫茶店。
そして……(下に続く)
短編小説『逃げた先の温もり』(6,000字)を書いた
書いた!
「喫茶もふ」の作者様が描いてくださった挿絵付き。
この作者様の絵に惚れこんでしまいまして、お会いできると知って持って行ってしまった小説を、販売してもらえることになりました。
11月24日(日)@東京・綾瀬のイベント「ぐるぐる博」限定販売(予定)です。
ぜひ、ぜひ、お手に取ってくださいー!
※「通販なら買えるのに!」という方、前向きに検討しております。
ぜひ田村までご一報をお待ちしております!
猫写真集『パーフェクト・キャット』を制作・販売を開始した
超大好評、発売中。
販売して2時間で売り切れ、増刷分も在庫が少なくなってきております。
11月24日(日)@東京・綾瀬のイベント「ぐるぐる博」に持っていく予定ですが、確実に手に入れたい方はぜひ通販をご利用くださいね😺
通販サイトBOOTHの使い方を覚えた(よちよち歩き)
猫写真集『パーフェクト・キャット』の発売にあたり、BOOTHをはじめて使いました。まだまだ、よちよち歩き。
匿名発送ができるのがとても便利な割にあまり知られていないと思うので、これからの宣伝のときにはそこを推そうと思いました。
「インターネットの人」から物を買うのが怖いって人、まだまだいるよね。
個人事業主の開業届を出した
フリーランスの方々がおっしゃっていた、「e-Tax」のヤバさが分かりました。
これから確定申告、がんばるぞ!
絵をいくつか作った、他、色々と遊んでもいる
仕事&仕事&仕事&仕事&仕事&仕事&仕事で忙しかったですが、合間にちゃんと遊んでいます。水彩色鉛筆も買った。
自分の作った絵を表紙にして、本を作ってみたいよ~。
9月はとても忙しい月でしたが、総労働時間は日割りで7時間ほどで、そこそこだったんじゃないかと思います。
何よりも『雑文集 田村真夏』に着手し、終わらせられたことが、一番の収穫でした!
はじめは「9月中はまだ準備で手いっぱいだと思うから、『雑文集』と『リーリー』だけ頑張って作っていこう……」なんて思っていたものの、蓋を開けてみれば休憩がてら作った猫写真集が爆売れしたり、楽しいプロジェクトにお誘い頂いたり。
こういうことがあるから、仕事って本当に面白い!
本当に、仕事ができるところまで応援してきてくださった皆さん、ありがとうございます。
10月の田村真夏もよろしくお願いいたします。
またね~。
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