石井 旭,中嶋 唯貴(2024)"平成30年北海道胆振東部地震における住まい再建・改修過程と人口移動実態"日本建築学会計画系論文集 89 論文の目的 大きな災害が起きた地域では、人口流出が加速する この傾向は日本だけではなく世界的に一定の傾向として確認されている 今回の論文は北海道胆振東部地震で被災された方を対象とし、住まいの再建や人口移動の実態を細かく追跡調査している 災害を契機として町外に移転した世帯は 借家世帯、子育て世帯、単身世帯が多く、高齢者世帯はもとの場所
岸本まき,大佛俊泰,ツアン イリ,(2024),”木造住宅密集地域における市街地整備の減災効果に関するシミュレーション分析”,日本建築学会計画系論文集 89 https://www.jstage.jst.go.jp/article/aija/89/816/89_310/_article/-char/ja 研究の目的 荒川地区、弥生町地区における2006年と2016年の市街地データをもとにシミュレーション、8つのシナリオを準備して分析している シミュレーション結果を一部抜
家が水に浸かると、復旧費用にどれくらいかかるのか?こんなことを研究してくれている人たちがいます。 ◯復旧費用の中央値 ~0.5m :20万円 ~1.5m :740万円 ~1階天井付近:1,580万円 2階床~ :1,700万円 0.5mを超えて床上浸水すると、復旧費用が跳ね上がることがわかります。実際には、火災保険の水災特約に入っている方が多いので、復旧費用のすべてが自腹になるわけではありません。 とはいえ、実際に復旧するとなると、ものすごい時間とエ