苦しかった時の話をしようか
どうもみなさんこんにちは。
タムです。
最近は大変な時もあるけど、自分で選んだ道で、最高な人たちに囲まれているので毎日幸せです!
日々のハードなことも幸せに捉えられるようになったのは、2年前の苦しくてしょうがなかった時を乗り越えられたおかげです。
今回は、ほとんどの人に話してこなかった
”死ぬほど苦しかった時の話”
をしたいと思います。
重い話になるかもですが、これを読んで、同じように苦しんでいる人が少しでも救われることを祈りながら書き殴ります。
のめり込んだ先にあったもの
こちらのnoteにも書いたように、昔の僕は本当に他人任せな"いい子"で、人に気に入られればそれで満足して、自分らしさに無関心になっていました。
その中で、大学受験や学祭の団長の経験を通じて、自己表現に楽しみや生きがいを感じるようになりました。
そんな中で出会った大学時代のサークルが
バレーボールサークルMSTです。
今思い返せば本当にぶっ飛んでいた
ベンチャー企業かのようなサークルです。
自分に求めよ
他人に頼る強さを持て
燃え移せ
こんな理念を掲げてどんなことにも本気で挑戦して、人の成長率をとにかく大事にする、暑苦しいサークルです。でも、そんな所が大好きで、今まで溜まりに溜まった自己表現欲が爆発していました。毎日のように、発信して、人とぶつかって、すれ違って、空回りして、苦しんで、組織のために注ぐ日々を過ごしていました。
大変なことの繰り返しで、嫌になる時もあったけど、組織や人のために、真っ直ぐに取り組む日常は幸せでした。その時は依存先が一点に集中していたことも露知らず。
そうしている間に4年間は一瞬で過ぎ去って、大学もサークルも卒業。
注ぎ込んでいたものがなくなって、大学院の生活が始まりました。
「忙しくてしょうがなかった毎日から
解放されて暇な毎日が続くの最高すぎる〜!」
と漠然とワクワクしながら始まった新たな日常。
最初は遊びの予定だらけで楽しくてしょうがなかった。
いろんな所に顔を出して、居場所探しに必死になっていました。
そんな、なんでもない日常の中で頭をよぎったのは
「自分は何をしたいんだ?」
「どんな人生をいきたいんだ?」
という疑問。
これを問い続けるも全く答えは出てこなかった。
答えが出ないまま、毎日を過ごして違和感に目を背けるように日々を空元気で過ごしていました。地に足が全くつかず、浮きまくっていました。
その代わりに発生したのは、心身の異常でした。
心臓の動悸が止まらない
手の震えが止まらない
味覚がしない
人にあって元気を振りまいてもどこか空っぽな気分
1人でいると得体の知れない何かに襲われる気分
後々調べたら、鬱病の症状でした。
(病院に行ってないので定かではない)
そんな状態で毎日を過ごして、就活をして、
自分の力の無さに打ちのめされる日々。
どんどん自己否定に追い込まれていきました。
苦しくてしょうがない時にすがるかのように
取り組んだのが自己分析だった。
今思えば狂気かのような状態で自己分析のためにできる、ありとあらゆる手段を実行して、自分の過去もグリグリと深堀をしまくる毎日を過ごしました。
のめり込んだ先に失った自分を探すことにのめり込んでいました。
そうした自分探しの先にあったのは
日常を生きていることの幸せ
幸せな家庭で育った感謝
だった。
今この日本という国で毎日を過ごしているだけで奇跡
愛情をたくさん注いでくれた家族の存在が奇跡
そんな風にして
かっこいいお父さんになりたいという
素朴かも知れないけど
人生をかけて実現したい夢ができました。
毎日の幸せに対するハードルが圧倒的に下がって
なりたい自分に向けて毎日を確実にゆっくりと
進み続けることができています。
自分自身が死ぬほど苦しくもがいていた時があったからこそ、今度は自分が苦しむ誰かの助けになりたい。1人で乗り越えることが大変でしょうがなかったからこそ、後押しをする伴走者でいたい。
そんな想いで、コーチングもやっています。
一緒に、ゆっくりと自分と向き合って
素敵な未来を共に描きましょう!
得た物と失った物
ここからは余談なので
気が向いたら読んでやってください。
今回書いたように、自己分析にのめり込んだ先に
得た物と、失ったものがあります。
言語化力
心身の自己管理能力
自分を客観視するメタ認知
幸せに対するハードルが下がった
具体抽象を行き来して物事を捉える力
上の力は以前は本当に不足していたのでマシになりましたね。
「タムって子供のようでおじいちゃんみたいだね」と
言われるのも苦しんだ時期があるからかもしれない。笑
それまでは本当にただのガキでした。笑
ただ、今現時点での自分の失った
こととしての悩みが
感情を爆発させること
です。
のめり込むほどに、失った後に苦しむことがわかっているのでどこか自分にブレーキをかけている。日々の事象や自分自身、関わる人や環境を客観視してしまう。それはもちろんいいことかもしれないけど、昔のように心を全て出して泣いたり笑ったりすることができなくなった。感情が出ることがあっても必ず100%にいく一歩手前の95%で止めてしまう。関わった人らがみんなで涙を流している光景を見て、自分も同じ感情のはずなのにどこか達観してしまう。
大人になったということ
と片付けてしまえばそれでいいかも知れないけど、まだまだ人生にはのめり込めることがたくさんあるはずなのに、もったいなさすぎる。
そんな悩みも吹き飛ぶほどに、この先の人生で感情が突き動かされる日々がいつかやってくるのでしょうか。受け身でい続けるのもなんだか嫌だ。
だからこそ、今抱えているこの悩みも含めて殴り書きながら毎日をもがきにもがいてやろうと思います。
そんな空回りでよくわからない人間ですが、いつも仲良くしてくれている人は本当に感謝です。今後とも何卒よろしくお願いいたします。
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