見出し画像

2年が過ぎた。

2年前の今日、2022年10月6日初めて精神科を受診した。
受付を済ませて、問診票を書いている時も震えがとまらなかった。
いのちを絶たなかった事を、看護師さんに優しくよかったと言ってもらった事を今でも覚えている。

病院に行く前のお医者さんのイメージは、明るく話しかけて賑やかな性格で話を聞かされるのかなと勝手に想像していた。
診察室に行くと、私の担当医となったお医者さんは、とても静かなで落ち着いた方だった。
話し方も穏やかな口調で、話を聴いてくれる先生で音に敏感な症状だったので、とても助かった。

最後まで話し終えて、先生からは重度の適応障害からの鬱です。と診断された。
薬での治療と仕事を休むようにとも言われた。

やっぱりというのと、もうダメだと思ったのと同時に、何故かわからないけど、心が落ち着いたような感じがした。
不眠から救われるのと、今まで本心を言えなかった事を、最後まで聴いてもらえたという経験をしたからかなと今は思っている。

あれから、2年が過ぎ途中何度か不測な出来事で症状が戻ったりしてるけど、睡眠はできるようになった。
頭は、日によってぼんやりしているけど仕事にも休まずに行けている。
この2年で、だいぶ生きるのに力が抜けて来たような気がする。
どうにかなるって思いながらの仕事と、二度目の人生と思って、今までやらなかった事を体験したいと思っていた事をやっている。

仕事が人生にならないよう、これからも生きていけたらなと改めて思っている。

いいなと思ったら応援しよう!