すばやく、ていねいに動く
無事、27歳になりました。
「できたらいいな」目標の1ヶ月連続更新はまったくの未達(更新14回)でしたが、日々の生活に少しでも心を向けること、できなかったことに思いを巡らせること、うんうん悩んで言語化した考えに対して、会ったことのない方からリアクションをいただくこと(ありがとうございます!)…。
大げさですが自分の新しい軸ができて、新しい世界に片足を踏み入れられたような気がします。
ついでに下書きも一掃できたので、良い感じのスタートダッシュになりそう。
一つ痛感したのは、文章を書く大変さですね。
考えている時のもやもやをちゃんとした言葉にするとき、元あったイメージみたいなものは10分の一くらいに削れてしまっている気がする。。
あと今回、誕生日当日はほとんど仕事で終わってしまったけど、少なくとも次回はもっと楽しいことしてるといいな。
いつも真っさらな頭と目で、何かを見つめていけたらいいね。未来の自分よ。
以降は、今日1日のふりかえり。
#ボヘミアンラプソディ・ショック
朝一の回で、「ボヘミアン・ラプソディ」を観た。
前にも書いた話だけど私はクイーンが好きだ。
彼らこそが、私にとっては真のロックスターだ。(「自分たちの音楽はロックという一ジャンルには収まらない」って言われそうだけども。)
「安易に感動したくない」という謎理論で今まで観るのをためらっていたけど、意を決して観て、めちゃくちゃ泣いた。
感動ではなく、フレディの圧倒的な声と孤独に、打ちのめされて。
打ちのめすって、あまり表現がよくないかもしれない。
でも私は、今この地球上のどこにも、真のフレディが存在していないということが寂しくて寂しくて仕方がない。
しかも、フレディは私が生まれる約1ヶ月前に亡くなっている。
偶然に偶然が重なっていたら、もしかしたら私もフレディのライブを観に行けたかもしれないと思うと、胸がつまる。
でも彼の音楽はまだ生きている。歌を聴いて元気になる人がいる。
本当に伝説になってしまったけど、彼を知るたくさんの人がまだ生きている。
映画だから脚色は当然あるだろうし、時系列通りにはなっていないのかもしれないが、少なくとも、生きていたフレディが持つ魅力と才能は溢れんばかりに伝わってきた。
いい映画だ。
ゲイであったこともエイズで亡くなったことも知っていたけど、何か新しい彼に出会えた気がした。悲しみの中で、それだけは嬉しかった。
疾走する、とんでもなく大きなエネルギーの軌跡を残して、風のように私を吹き抜けていった。
いつか天国で、まだ俺を止めるな!と叫ぶ彼に、もう一度逢いたい。
#カレー を食べた
カレーが好きなんです。
お昼は立川駅近くのchichikaへ。
インスタ映え系のお店かと思ったけど、まじでちゃんとした良いお店だった。し、なんならインスタ映えもちゃんとするお店だった(なにがなんやら)。
スパイスがびしーっと並んでいるお店は、だいたい味も良い。
#建築 についての動向
最近、建築に興味がある。
きっかけは久しぶりに読んだダン・ブラウンの小説(『オリジン)』)。ガウディのマスターピースに関する記述が多くて、面白かった。
とはいえ自分の知識はありんこレベルなので、建築家の光嶋さんの本を買ってみたり。
才能は経験の量に依拠し、経験の量は質とのインタラクションの中で増えていくものだと思った。
あと今日は、東京オペラシティで開催されている田根剛さんの個展に行った。
【Archaeology of the Future -Digging & Building- / 未来の記憶】。
その土地に残る記憶を取り込んだ、今を生きる人々のための建築。それは同時に、人々の未来への語らいの場になる。
上の写真、田根さんが記憶を発掘・整理して建築のイメージを組み立てる手法を紹介しているコーナーだと思うんだけど、膨大な写真やイメージが、ある動作やコンセプトの元にまとめられていて、建築家の頭の中で起こっていることを垣間見られてすごく面白かった。
南青山のTOTOギャラリーで同時開催されてる展示も見たかったな…(どちらも会期は明日まで)
まあ、たぶんまたどこかで見られると信じている。
#スピード勝負
参加しているnoteカメラ部で、これまた面白そうな動きが出ている。
詳細はいずれ公式にもリリースされるはずなのでここでは触れないけれど、あらためて、note界隈でお会いする方々の「動きのすばやさ」に身が引きしまる思いをしている。
しかも原動力がシンプルな「やりたい」という思いなので、とまどいとか心配とか、そういうものの存在がほとんどないに等しい。
こういう力なんだな…と。
なんだかんだ自分もメンバーに入れてもらっているので、そういう思考や行動をいい意味でパクっていきたいところ。
集中して何かを観察しつつ、全体を俯瞰してうまく潮の流れにのれたらいいな。
すばやく、ていねいに動くことを27歳の行動指針にしよう。そう決めた日曜の夜です。