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管理職以上に必要な力とは?屋敷健二顧問インタビュー<後編>

こんにちは◎株式会社タミヤホームです!
わたしたちは、「子ども達に安心で安全な未来を」キャッチコピーに
一都三県を中心に、様々な工事を行っています。
「HEART of TAMIYA - 未来を語る情熱の声」と題して、
このnoteはオープン社内報として、わたしたちの想いや働く姿を共有し、
社内・社外どちらの人ともコミュニケーションを深めるために始めました♪

社員や顧問の声を通して、タミヤホームの今と未来を感じてもらえる
インタビューをお届けします。

今回は、長年、三井ホームで活躍をされ、三井ホームテクノス株式会社で代表取締役社長をされ全国各地で働く多くの社員を束ねてきた屋敷健二顧問へのインタビュー・後編です!

前編では、屋敷顧問が感じるタミヤホームの魅力を語っていただきました!

後編では、
今後のタミヤホームの課題、
管理職向け勉強会で伝えているメッセージについて教えていただきました!


<目次設定>


≪屋敷 健二顧問のプロフィール≫

・2010年 三井ホーム株式会社
      常務執行役員
・2015年 三井ホームテクノス株式会社
      代表取締役社長
・2024年 当社 顧問

Q: 営業と施工を分けた場合(タミヤホームが解体コンシェルジュを進めていくこと)の課題は何でしょうか?

※タミヤホームでは、解体コンシェルジュと呼ぶ営業担当がおり、お客様との接点を営業担当が持ちます。現場作業の前後を営業である解体コンシェルジュが担当し、施工担当(職人)が現場作業を行います。

A : 
万一、営業担当が品質や施工現場で不慣れな問題が発生した場合には、
即座に対応できない場面が発生する可能性があります。


後ろ足(施工担当の行動)が伴わなず、前足(営業担当)だけが動く状態は、「足が浮いている」ように見える瞬間が生まれます。

そういう状態が見られれば、顧客は不信感や疑問を抱き、
それがリスクになる可能性があるのではないかと思います。
 
スピードと集中力があり、技術的なこと分かっている
タミヤホームの営業力は大きな強みですが、
そのレベル感の程度は課題と考えるべきでしょう。

Q: タミヤホームの分業スタイルで今後力をつけていくにはどうしたらいいですか?

A: 
今は不動産業者との繋がりで、
タミヤホームが元請けとなるケースが多いと聞いております。

可能な範囲で、
私のいた三井ホームなど住宅メーカーやゼネコンの下請け仕事
重要と考えます。
 
元請けですと、
自分のペースや基準で進めることが出来ますのでやり易いでしょうが、
これではレベルに限界があります。

他社や大手の基準を知ること、自社基準じゃない判断を受けることで、
加えるべき姿が見え、業務品質や施工品質に対する考え方が向上するのだと思います。
 
タミヤホームが目指す100億、500億という売上に向かうには、
仕事品質を高めなければ
他社との競争に勝てない世界が待っていると思うべきと、
先日研修で話したところです。

Q: タミヤホームの課長クラス以上の勉強会では、どんなことを伝えていますか?

A: 
代表取締役社長をした三井ホームテクノス在職時には、
仕事をする上で「何が大事か」を明確にし、
簡潔に伝えることに重きを置いていました。

何が大事か=「テクノスウェイ」という言葉を浸透させ、
その行動指針を社員に徹底させました。
 
経営においては、
短く明快な伝え方をすることが
社員の向かうべき方向性の理解につながるのです。

タミヤホームでも、
複雑な内容を優しく簡潔に伝える力
課長クラス以上の方には重要だと考えます。

特に「How」の部分、つまり伝え方や表現力が鍵になります。
 
勉強会では、「何が大事か」を表面化させ、共有していく段階にあります。
 
基本的な方向性として、
解体業×ホスピタリティというコンセプトが示されていますが、
管理職から部下への伝え方がどの程度のレベルなのかは
重要なポイントです。
 
今後は、ホスピタリティの具体的な意味や行動を深掘りし、
どう表現し浸透させるかの部分を考えていくことになるでしょう。

Q: 管理職自身の言語化も大事になってきますね、その次のプロセスの浸透はどういうことですか?

A: 
昔は、会社には社是社訓というものがありました。
「これが我が社の仕方だ!」みたいな意味合いのものですね。
 
金太郎あめのように、どこから切っても金太郎が断面で出てくる状態をつくることです。

それが、部下に「切ってごらん」と言って切ってみたら
桃太郎が出てきては会社の仕事にならないんですね。 

誰がやっても同じ「タミヤホームの仕事」をしていくためには、
部長・課長が「これがタミヤだ」という仕事の仕方を
部下に伝え、共有できることが必要だと考えます。
 
極端なことを言えば、
社長がどっちを向いていても、
部長がちゃんと前を向いてくれてれば前に進むし、
部長が違うところを向いていても、部下が前を向いていれば前に進む。

その具体的な方向性を備えたり、補完し合ったりできる関係性を作ることも「部長・課長の仕事」と思っています。


屋敷顧問、お忙しい中、ありがとうございました!

タミヤホームが描く未来には、
「解体業×ホスピタリティ」という新しい価値観を作っていくことです。

その実現のためには、管理職の言語化力と伝達力が鍵を握ることが、
屋敷顧問の話からよく分かりました!

次なる一歩のために一人一人が力をつけ、
組織全体で「タミヤの仕方」を共通認識をもっていくことが
さらなる進化へと繋がると信じ、前を見ていきます!


株式会社タミヤホームHP:

https://www.tamiya-home.com/

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