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富山県人の休日の過ごし方

富山県に移住したら、こんなふうに休日を過ごしていただきたい!というオススメの過ごし方をご紹介しましょう。

富山ならでは過ごし方に、びっくりされるかもしれません。

◎ホタルイカすくい

ホタルイカ

©︎(公社)とやま観光推進機構

富山の春の訪れを告げるのは「ホタルイカ」。毎年、3月から楽しむことができる富山湾の幸です。

普段は深海にいるこの生物。春になると、産卵のためにその身を青白く光らせながら水面近くまで上がってきます。そして、未明になると潮の満ち引きによって沖に戻れなくなったホタルイカたちが浜へと打ち上げられるのです。これは「ホタルイカの身投げ」と呼ばれます。

春になれば、富山のスーパーや魚屋さんにはもちろんホタルイカが並びますし、飲食店さんでもホタルイカのしゃぶしゃぶ、刺身、茹でて酢味噌と一緒に…など魅力的なメニューが楽しめます。

ホタルイカを買ってきたり、飲食店さんでいただくのも良いのですが、せっかくなら「自分で掬ってみる」のはいかがでしょうか。

ホタルイカすくいに必要なのは
*ヘッドライト

*ウェーダー(胸元まで覆う胴長の長靴)

*網(伸縮できるものだと尚良い)

*バケツ

*クーラーボックス

新月の日の前後や、満潮の時にホタルイカが多く身投げすると言われています。夜釣りなので眠たい時間帯ではありますが、富山に移住したらぜひ試していただきたい休日の過ごし方です。

自分ですくったホタルイカは、格別の味に違いありません。

◎おもしろコンビニで初めての味に挑戦

普通の「観光名所」を制覇したら、ちょっとユニークなスポットに行ってみるのもオススメ。今回ご紹介するのは、立山町にあるコンビニ「立山サンダーバード」です。

まず、公式Twitterをチェックしてみましょう。

個人経営のこのコンビニ。商品ラインナップが非常に珍しいので有名です。

おにぎりの具は「なまず」「黒毛和牛」「うましか(何が入っているかは公式SNSをチェック!)」「ホタルイカ」「白えび」「さめ」…

サンドイッチの具は「ハム・マカロニサラダ・漬物」「Viva!白えびクリーム」「チキンチーズ大葉巻き」「メロンソースエビカツ」…。

気になってきましたよね?
このコンビニの「くま」おにぎりは、なんと、農林水産省のWEBにも取り上げられたことがあるとか。

立山へいく際には、ぜひ立ち寄ってみたい場所です。

◎名物「鱒寿司」を作ってみる

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©︎とやま観光推進機構

富山名物といえば「鱒寿司(ますずし)」。近年では、首都圏のコンビニでも「鱒寿司おにぎり」を見かけるようになったので、食べたことがある!という方も多いのでは?

富山には鱒寿司メーカーが数多くあり、それぞれに「酢が効いている」「脂が乗っている」「さっぱりとした仕上がり」など特色があります。
いろんなメーカーのものを食べ比べて、自分の好みの鱒寿司を見つけるのも楽しいですよ。

そして、鱒寿司作り体験ができる施設もあるんです。

富山市にある「源」のますのすしミュージアムでは、ますずし作りを体験できます。鱒寿司の新しい楽しみ方に挑戦してみるのもいいですね。

◎日本最古の水族館で魚の生態を調査!

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魚津水族館 アザラシのハル(©︎魚津市)

北陸は、日本で最も日照時間の少ない地域。そこで、雨でも休日を楽しめるスポットとして水族館をご紹介します。
実は、日本で最古の水族館は富山県魚津(うおづ)市にあるんです。

この「魚津水族館」は2014年に開業100周年を迎えました。
何度か移転やリニューアルを行っているため、今の施設はとても綺麗な作りになっていますよ。

「北アルプスの渓流から日本海の深海まで」「日本海を科学する」をテーマに展示が行われているので、富山の水生生物について知るなら魚津水族館はぴったりの場所なんです。

子供連れで訪れる方のために、ベビーカーの貸し出しを行ったり、赤ちゃん休憩室が完備されているほか、水生生物になりきれる変身グッズが用意されたキッズコーナーも。休憩室が無料開放されているので、お弁当を持ってきてランチすることもできますよ。雨の日でも一日中楽しめますね。

◎山奥にあるオーベルジュL’évoで至福の時を

富山県南砺(なんと)市利賀(とが)村。
どんな交通手段を使っても、決してアクセスがいいとは言えないこの場所に、2020年12月に移転オープンしたのがオーベルジュ「L’évo(レヴォ)」です。

利賀村は、人口わずか500名の小さな郷。標高1000メートルを超える山々に囲まれ、豊かな自然が残された場所です。

「レヴォ」は以前、富山市にあるリゾートホテル「リバーリトリート雅楽倶(がらく)」内のレストランとして人気を博していましたが、シェフの谷口英司さんが料理人人生をかけて「究極の地産地消」に取り組むために利賀村へ移転しました。

コンセプトは前衛的地方料理
レストランで出される食材は敷地内で育てられた野菜や、山菜、ジビエなど地元のものにこだわっています。建物内で使われている家具やカラトリーも全てフルオーダーだというから驚きです。

レストラン棟とコテージ3棟、パン小屋、サウナ棟の計6棟からなっており、宿泊は1日限定3組まで。食事や宿泊だけでなく、フィンランド式のサウナまで満喫できます。日常から離れたくなったら、ぜひ足を伸ばして訪れてみてください。

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富山ならではの素敵な休日の過ごし方、イメージできたでしょうか?

一度富山を訪れて、贅沢な休みの過ごし方を実感してみてください。


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