自分の強みを知るたった一つの質問
背景
自分の長所や短所、強みや弱みなどを面接で聞かれたり、自己分析をするときに考えることがあると思います。
日頃から考えていないと強みを出すのは難しいと思います。なぜなら、強みは自分の中では当たり前にできていることが多いからです。
自分にとっての当たり前が、他者から見ると強みに見えることだったりします。一方、弱みに関しては他者が当たり前にできているのに、自分はできていないことになります。
前置きは以上にして、本題に入ります。
自分の強みを知るたった一つの質問とは?
それは「最近イライラしたことは何ですか?」です。
面接の場合は「仕事をしていて、イライラ感じることは何ですか?」になります。そんなことでわかるの?と思うかもしれませんが、これがわかってしまうのです。
私の場合を例にします。私にとってイライラすることは
「リモートワークでレスポンスが遅く、数時間かかること」
「プロダクトの開発をしていて、納期になってから、遅れる旨を報告されること」
になります。
私にとってはどれも当たり前のことだと思っているのですが、意外とできない人が多いようです。この「当たり前のことだと思っている」ということが重要になります。
逆説的に考えると、リモートワークでレスポンスが遅いことにイライラするということは、私自身はレスポンスが早いということになります。
実際、私自身かなり早く、Slackであれば数分以内に返して、スタンプとかであれば10秒以内に反応しています。
周りからも「早すぎて逆に怖い」とも言われるほどです(笑)。
この高速レスポンスが実は強みだったりします。私にとっては当たり前のことでも、それができない人が多いようです。自分で自分を知ることは難しいということですね。
もう一つの例の「納期が遅れそうな時は事前に報告する」という点も私にとっては至極当たり前のことで、遅れそうになるとわかったタイミングで報告するべきだと思っています。
1/31が締め切りだとしたときに、1/31に報告するのは遅く、1/30なら良いのかということですが、その時点では明日できるかどうかは判断つくと思います。
それを遡ると、実は遅れる原因は1週間前の1/24の時点でわかっていて、
「仕様がまだ理解しきれてないので、間に合わなそうです」
「体調が最近良くないので、通常稼働より少なく、間に合わないかもです」などがあるのではないでしょうか。
こんな形で、イライラしたポイントから自分の当たり前を知ることができて、強みまでもわかってしまうのです。
あなたにとって、最近イライラしたことは何ですか?
P.S. 今回このNoteを書くきっかけになったのが以下の記事になります。
前に石川喜樹さんの「どうすれば幸せになれるか科学的に考えてみた」という著を読んで調べていく中で辿り着きました。
感情コントロールに関してはもう少し深く知っておきたいです。