強みと弱みは紙一重(中編)
おはようございます。りくです。
昨日はストレングスファインダーについて、
「強み」が暴走すると「弱み」に転じる。
だから対策が必要だ、という話をしました。
ストレングスファインダーって受けっぱなしの方も多いのか
わりと反響がありました。
さて、今日は中編ということで続きです。
わたしの「強み」上位資質5つについて、
どんな罠があるかという話をしています。
①どんな資質で、どんな「強み」になりえるのか?
②「強み」が暴走すると、どんな「弱み」に転じるのか?
③それに対してわたしはどんな対策をしているか?
ちなみに、「強み」の活かし方としては、
こちらの「トリセツ」の記事を参照ください。
ではいきましょう!
3.ポジティブ
「ポジティブ」は、前向き、楽天的で文字通り何事もポジティブに捉える資質です。「ポジティブ」上位の人は、目の前で起こった出来事が一見ネガティブなことであっても、それを一瞬にしてポジティブに反転させます。
例えば、誰かと出かける約束をしていて当日になってドタキャンされたとします。こういう場合でも「ポジティブ」上位だと、例えば、「ちょうど積読が溜まってたし、ゆっくり読書できる時間が取れて良かった!」とか、すぐにその状況をポジティブ変換してしまいます。
それから、「ポジティブ」の人は、何事も楽しくやりたいという思いがあります。それは、周囲の人を楽しませたいという気持ちにもつながるので、気持ちが明るくなるように冗談を言ったりとユーモアのセンスがある方も多いです。ここに「着想」が加わると楽しく、そして面白くという感じになりますね。
そして、自然と人を前向きな気持にさせたいというのもあるので、基本褒め上手です。人がうまくいっているところ、出来ているところに目を向け、それを無意識に口にして周囲を勇気づけます。ここに、物事の良い面、人であればその人の強みや得意に目を向ける「最上志向」が加わると、さらにその傾向が強くなるでしょう。それから、「ポジティブ」の人は、たとえ落ち込むようなことがあってもそこからの復活が早いです。
けっこう長めに引用しましたが、わたし、
この「ポジティブ」の資質は相当気に入っていて。
なぜか?
文中にあるように、「最上志向(1番目の資質)」との相性がよい。
ひとや物事の良い面を100%見つける自信があります。
断言できます。100%見つけられます。笑
また、「着想(6番目の資質)」とも相性が良い。
すべる冗談を、その場でかなりの確率で言うことができます。
100%すべるけど、思いつくことはできます。笑
で、今回は「弱み」に転じる罠の話でした。
それがこちら。
【ポジティブの盲点】
①褒め言葉を伴うあなたの楽観性や寛容さは、表面的で浅はかで、心がこもっていないように見えることがあります。プラスの評価や賞賛を与えるときは、常にそれが誠実なものであるか確認してください。偽りの賞賛は批判よりも有害な場合があります。
②相手がネガティブな感情をすべて吐き出すまでは、悪い状況の中からポジティブな面を見つけて指摘しないよう注意してください。明るい話を聞きたいのではなく、ただ話を聞いてほしいときもあることを理解しましょう。
思い当たります。
上記の通り、わたしはプラス面や明るい話を即座に着想します。
が、相手やその場がそれを求めてない。
そのシチュエーションでポジティブを振りかざすと
「①薄ぺっらいよ~」「②ついて行けないよ~」
となってしまうリスクがあると。
なので、ポジティブを発揮すべき前提条件として、
「誠実さ」と「ポジネガ空間比率」を意識すること。
自問:
「ここでポジティブ出すには信用貯金足りてないか?」
「ネガ比率高いからポジティブはまだ早いか?」
そう言い聞かせて、踏みとどまる。
わたしは鈍感で空気は読めないので、
「過去の関係構築履歴」と「ネガ発言履歴」を
分析して環境を認識する。気を付けよう。
4.適応性
「適応性」は、今今に柔軟に対応していく資質です。
セルフトークは「仕方ない」です。「適応性」の感覚としては、“未来は常に変わり得るもの”というのがあります。ある意味、不測の事態というのはあるのがあたり前なのです。ゆえに、予期していなかった出来事が起こっても、「ジタバタしても、仕方ない」と思え、立ち止まることなくその不測の事態に対応できるのです。
「適応性」はある意味受け身の資質です。起こったことに対応していく。それが強みです。人間関係構築力でもあるので、どんな人にでもそれなりに対応できるという部分もありますね。「最上志向」が加わると、今、ココに最善を尽くすとなります。「ポジティブ」も合わせ持っていれば、どんなことがあっても楽天的に受け入れられる感じになります。
「適応性」も気に入ってる資質のひとつです。
わたしは変化、刺激を好みます。
「最上志向(1番目の資質)」と組み合わさることで、
いまその場を最高にしたい!と思える。
(録画よりライブ配信するほうが楽しい、という感覚)
「ポジティブ(3番目の資質)」と組み合わさることで、
受身で起きた環境変化も、すべてポジティブに受け止められる。
不本意な展開も、試練・チャンスなどに転換してしまえばいい。
ではそんな「適応性」が弱みに転じるケースは?
【適応性の盲点】
①あなたは今を生きたいと思うあまりに、優先順位をどんどん変えるところがあるかもしれません。仕組みや安定性があって成長する人たちは、頻繁な変更に対してキリがないと感じ、ときには不要だと思うことを知っておいてください。
②あなたは期限に間に合わなかったり、約束の時間に遅れたりする傾向があります。最も重要な期限や会議は、必ず記録しておいてください。
これもめっちゃ思い当たるのです。
①優先順位を変えることを自身で正当化できてしまう。
でもそれってかなり危険を伴う行為であると。
特に周囲を巻き込む場合、慎重な判断が必要なこともある。
②また、新規のことにすぐスイッチングしてしまうことで、
もともとあったことを忘れがち。忘却力が高いのです。
(忘却力のはなしはこちらのnoteでも書きました)
ではこれらにどう対応していくか?
適応性の罠にいかに適応するか?
①意思決定に関与する相手のタイプを把握しておくこと
適応性を発揮して方針変更することに対して
「イイね!」か「イラっ!」とするか
どちらのタイプかを意識しておくこと。
後者の場合、そのひとが関与するのであれば、
「適応性を抑える」という「適応性」を発揮したほうがよい。
(ふしぎな言い方だ笑)
②じぶんの記憶を一切信用しないこと
忘却力の高いわたしは、じぶんの記憶を信用してはいけない。
忘れるとリスクが高い2大テーマ。
「なにを話したか」「なにをやる予定か」
つまり議事録とスケジュール。
議事録は必ずその場で取る(One Noteで一元化)
スケジュールはTo Do管理ではなく、
まず相談・報告・説明のアポを入れてしまう。
例えば、役員報告の打ち合わせ日程から抑えてしまって、
それに向けて逆算でTo Doをつなげていく。
重要なタスクはそれで忘れる方法がなくなる。
自問:
「適応性を発揮して相手はハマってくれるか?」
「じぶんの記憶を過信していないか?」
これが適応性人間のいきぬく術かなと感じてます。
さて、「ポジティブ」と「適応性」の2つで
これまた3,000文字いってボリューミーなので
最後の資質「指令性」とまとめは次回に。
もともと「前編」「後編」の2回の予定でしたが、
前中後編の3部作に急遽変更。予定通りではない。
でも、書きたいことがそれだけあるという発見、
そして明日のテーマも既に決まったという達成。
そんな「ポジティブ適応」人間のわたしでした。
それでは今日もよい一日を!
Have a nice day!!
りく