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【どうやって読書の記憶を定着させるか?】

ご存じの通り、たまやまは本の虫です。
今年の4月から何冊読んでいるのかを数えているのですが、現時点(9月下旬)で約60冊でした。
Amazonオーディブルを含めると余裕で100冊は超えているでしょう。
 
因みにAmazonオーディブルに関しては、おおよそ2倍速で聞いております。
新作はもちろん、良かったと思う書籍を何回も聞いて潜在意識に刷り込む作業も行います。
これによって意識がアップデートされ、意識高い系になれます。
本当に意識が高い人になったかは不明です。
 
読書好きの方なら首がもげるくらい頷いてもらえると思いますが、一回読んだだけで内容を覚えられませんよね?
私もメッチャこれだったのですが、今は記憶術を用いて何とか記憶に保持し、刷り込みを行っている状況です。
読書好きの諸兄姉のために、今回は読書した内容の覚え方について共有していきます。
今回はぶっちゃけ、過去一有益かもしれません。


①読書しながら付箋を貼る

読書しながら線を引くのは難易度が高いと思いますので、付箋を使っています。
一冊読む中でだいたい20枚くらいは貼っている気がします。
めちゃくちゃエコじゃないです。
「ここ良いこと言ってるなぁ!」「これってどういうこと?」みたいな、引っ掛かりを覚える部分にペタペタ張っていきます。

②付箋をはがしながら線を引いていき、コメントを鉛筆で書いていく

家に帰ったら付箋を貼った個所をもう一度、読み直します。
「やっぱここ大事だな」と思ったら、そこに線を引き、軽くコメントを入れます。
コメントは何でもいいです、「分かる~!」とかでいい。
本は私にとって鑑賞物ではなく、書かれた知識を引き出すツールです。
金を払って、知識を買っているのです。
積極的に汚していくべきだと思います。

③ワープロソフトで重要と思った部分を丸々入力する

写経します。
ですが全個所を写経すると腕がつりますので、大体10か所くらいでやっています。
この時にですが、5か所を厳選するようにしています。
のちの工程にありますが、この5か所は情報カードに書き込み、海馬への長期インプットを図ります。
筆記するには至らない他の個所は補足として書き残しておきたいところだったりするので、noteの執筆なりで利用したりすることもしょっちゅうありますね。

④重要な部分を総括して、まとめの文章を書く

抽出した5か所についてまとめの文章を書きます。
これを行うことによってアウトプットができ、要点をまとめる練習ができます。
要点をまとめる練習って回数をこなさないと上手くできないらしいので、スキルアップがてらやってみるといいかもしれません。

⑤情報カードに重要な部分を書き写し、コメントを書き入れる

ここが一番のポイントです。
手書きで情報カードに抽出した5か所について要点を書き起こし、それに対する自分のコメントを書いていきます。
「超絶めんどくせえええええええ!!!」と思うでしょうが、実際面倒くさい。
でも「手書きで」「要点と自分の意見を」「整理する」というプロセスが、長期記憶に移行させるためには必須なんです。
コメントを追記することで脳に負荷をかけ、情報カードに手書きすることで運動神経をフル活用し、それを脳が記憶しやすいように整理する。
これをやってから明らかに内容の定着率が上がりました。

⑥翌日から情報カードに書いたことをアクティブリコールする

情報カードだけではなく、ワープロソフトで文章をまとめましたよね?
我々には文明の利器であるスマホが手の中にあります。
Googleドライブにでも連携させて、外でアクティブリコールしちゃいましょうよ……!
アクティブリコールは「頭の中から記憶を能動的に取り出すこと」です。

どうせ仕事中暇なんですから、妄想に耽ってみましょう。
トイレに行くふりをしながらやるのもいいですね。
トイレの個室は瞑想会場であり、勉強室です。


おわりに

ここまでやって、やっと記憶に残ります。
逆に言えば、ここまでやらないと読書しても記憶に残らないとも言えます。
一回さらっと読んだだけで、その本が血肉になることはありません。
潜在意識にまで刷り込ませ、実際に行動し、思考をアウトプットしないことにはせっかく時間をかけて行った読書も無駄になってしまいます。
ぜひとも時間を無駄にしないために、取り入れてみてはいかがでしょうか?


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