幸せってなんだろう~英語・スペイン語・フランス語のコンテンツから考える
皆さんはコンテンツという言葉の意味を知っていますか?
よく使う場面としては、漫画やゲームなどの内容をそう呼ぶと思います。
実際に、英語の「content」には「内容物」というという意味があります。
しかし、私にとっては「content」の形容詞としての意味である「満足した」という意味の方が馴染み深いです。
「満足した」と言われると、高校英語で習う「satisfied」の方が一般的に感じる人が多いと思います。違いとしては、「satisfied」が大満足しているといった意味合いで、「content」がそれなりに満たされている感じです。
スペイン語とフランス語には、それぞれ「content」に綴りがそっくりな単語「contento/a」と「content/e」が存在しています。
しかし、これら二つの意味は「幸せ」です。
私はそれらの単語が似ている理由に関して、「それなりに満たされている状態が本当の幸せ」だからだと解釈しています。
何か大きなことを成し遂げた時、多幸感(euphoria)に包まれることがあると思います。しかし、それは脳内の快楽物質によってもたらされた化学反応に過ぎません。
私は大きなことを成し遂げたことがありませんが、現在の生活にとても満足しています。なぜなら、日常の中に小さな幸せを感じているからです。