強豪校の部活動で球拾いをすることに意味はあるのか
教員採用試験に落ちて、ふと頭によぎったことがあります。
「倍率の高い自治体で不合格になったなら、人手が足りていない自治体に行けば良いのでは?」と。
いや、私が落ちた自治体もたいがい教員不足で、不合格だったのは単に私の能力が低かっただけなのですが。
実際この考え方って、ストレスフリーに生きる上でかなり重要になってくる気がします。
仕事にしろ、「お前の代わりなんぞいくらでもいる」と言われるよりかは、多少労働環境が悪くても感謝されて働いた方がやる気が出るってもんです。
人手が足りてないとどんどん自分に仕事が回ってくるので、スキルアップにつながります。労働環境が気に入らないのなら、後からそのスキルを持って転職でもなんでもすれば良いです。
なんにせよ、仕事を与えてもらえなければ何も始まりません。
そういえば、急遽秋に中学校英語科教員の募集を開始した自治体があったような…
ところで、私は強豪校の部活で球拾いをし続けることに意味はないと思います。なぜなら、そうすることによって貴重な練習時間が失われていくばかりか、劣等感まで抱える羽目になるからです。
実際に、ドイツのクラブチームでは試合に出れない子どもが出ないように、初めから人数を調整しているそうです。
恥ずかしい話ですが、私は小学生とサッカーをするようになってから格段に足元の技術が向上しました。同年代でするサッカーだと、よほど運動神経が良くないとそもそもボールが回ってきませんので。
今回は、人気の場所で養分にされるぐらいなら、不人気の場所で活躍した方がお得というお話でした。