フランス語を勉強する中で初心を思い出した話
人間と動物の大きな違いは、新しいことを学んだ時に分泌される脳内の快楽物質の量です。
私は英語を勉強し始めてからかなり時間が経ってしまったので、話せなかった頃のことを忘れてしまいました。
それゆえに高校生に英語を教えるときも生徒がわからない部分にいまいち共感できないことがありました。しかし、その問題はスペイン語やフランス語を学び始めることによって”わからない感覚”を思い出し、解決することができました。
この外国語をうまく話せずもどかしいという感覚は外国語教師が忘れてはいけないものなのだと思います。
ところで、私は今フランス語を勉強していますが、楽しくて仕方ありません。なぜなら、初心者の内は少し勉強しただけでどんどん上達するからです。
これも中級者になると成長率が鈍化して楽しみが減ってしまうと思うと少し寂しいです。しかし、その場合私はまた新しい言語を学び始めるのでしょうが(笑)
私は以前実習先の高校に行った時にスペイン語が話せるという話をしたら高校生たちにとても受けました。しかも、そのうち一人がフランス語に興味があると言っていたので、今度はフランス語についても教えられるようになりたいと思いました。
やはり先生こそが常に新しいものを学び続けようとする存在であるべきだと思う今日この頃です。