今月読んだ本…3月
誰も興味ないと思うけど、わたしの本棚、毎月公開してます。
何か面白そうな本ないかな?とアンテナ張っているあなたの参考になれば幸いです。やー
対話とアイデアを生むグラフィックファシリテーションの教科書|山田夏子
3/23にflier book labでイベントのある本。グラレコとグラファシの違い、目的や書き方など、グラレコベースのわたしとは大きく認識が異なっていました。
以前からリアルタイムでグラレコやりたい!とか思っていたけど、そもそもそれはグラレコに向かなかったんですね。
刺さったところ↓
ここでのファシリは「収束」より「発散」、「議論」より「対話」に重きを置いているから。いかに参加者に主体性を持ってもらい、対話してもらうか。いかに参加者を信じて、参加者の中にある答えを待つか。
ほほう・・・。これ、ファシリテーターだ。
ただ実際問題、ファシリテーターって会議の主催者がやりませんか?で、会議ってたいていゴール(これを進めたい)ありきで開かれる合意形成のものがほとんど…発散・対話的というより、合意形成、すり合わせ、落としどころをつける場というか。
そんなこともあり、グラフィックファシリテーションをできるようになりたい!というモチベはそんなに湧かず。。やはりやりたいことはグラレコ。んで、ファシリテーターじゃなくてその場の当事者にもっとなりたい、という欲望のほうが大きいことに気づきました。(わたしにとっての学び)
働き方の損益分岐点|木暮太一
最近ね、残業続きでしんどかったんですよ。これじゃアカンと思ってた時に見つけた本。Kindle Unlimited対象。
考えさせられたところ↓
それなりに「古い業界」の中の人から見ると、、おやおや?と思ってしまう。積上げたものを「資産」として認識できていないだけか、それとも…ごにょごにょ
未解決の問い:なぜわたしはこれまで得てきた知識・技術は「資産」だと言いきれないのか
成熟スイッチ|林真理子
たしか、ワーママインフルエンサーのはるさんが紹介されてた本。ひと言でいうと、「(あんたも私みたいに)ちょっとずつ成長しようや」て感じかな。雑
歳を重ねるのが楽しみになったところ↓
折り合いの悪い人、いますよね。悩みますよね。
でもどうでもよくなるんですって。経験を重ねた結果、すべての人に好かれるなんて無理だと悟れるみたいです。
ただ、林先生に比べたら若造なわたしでも、「すべての人に好かれるのはムリ」と頭では理解してます。それでも、「やっぱり好かれたい」と欲を出してしまう。で、失敗して傷つく。これを繰り返さない限り振り切れないのでしょうか。・・・なんかアホみたい。
てことで、経験の浅い若造のわたしでも、相性の悪い人へのネガティブ感情に飲み込まれない方法を考えてみた。
問い:相性の悪い人へのネガティブ感情に飲み込まれない方法は何か。
答え:
社会的欲求を満たせるコミュニティを増やす(会社・職場・家族・友人・地域…)
「好かれなければならない」価値観のきっかけを探る
その人に好かれて本当に嬉しいか考えてみる
まったく別のこと(趣味とか)に脳内をジャックさせる
個人的には三つ目が好き。ハッと、目が冷めそうじゃない?w
ない仕事のつくりかた|みうらじゅん
voicyで荒木マスターが紹介してた本。著者は「マイブーム」「ゆるキャラ」の名づけ親らしいです。ひと言で言うと、「視点を変えたり組み合わせたりして、まるで新しいものかのように見せる技」て感じ。
みうらじゅんさん、とにかくネガ→ポジ変換の天才、という印象。(あと、問いの生産機)
例えば今月しんどかった「残業」をポップなものに変換するとすると…
残業ブーム、残業プレイ、残業エネルギー、残業チャレンジ、残業ドリーム、残業ダンス、残業ロールプレイ、残業パフォーマンス、残業エンジョイ、残業エンタメ・・・いろいろ言えそう。
・・・うーん。よし、
「残業パフォーマンス」に決定だぁ!
わがままな上司に激務を演じることでアピールできる感あるでしょ?(皮肉
面倒くさいと思いながらやる仕事って大した結果にならないよね。どうせやるなら楽しもう精神で、大真面目に遊べる大人になりたい。
未解決の問い:ネガティブワードをポップに変換すれば、本当に自己洗脳できるのだろうか?実験してみる
スマホ脳|アンデシュ・ハンセン
以前の記事で熱く語るきっかけとなった本です。ひと言で言うと「人間よ、スマホにジャックされるな。」読後、行動せずにはいられなくなるインパクトありです。ぜひぜひ読んでほしい。そして一緒に集中力を取り戻そ?
未解決の問い:スマホ依存を解消した先、集中力は本当に取り戻せるのか?実験中
独学の思考法|山野弘樹
たしか、「世界は贈与でできている」著者の近内さんがおすすめしてた本。たぶん!ひと言で言うと「正解のない問いに取り組み、人生を豊かに。そのために自分で思索を展開するんだぞ!」
まず冒頭、衝撃すぎるほど共感。
そんな著者が、友人に読んだ本の話をした際、「どうして十七世紀のヨーロッパが進歩していたと言えるか」と問われたそうで。
これ、読書好き・多読家だったらきっと「ドキィ!!!」となるんじゃない?わたしはなりましたよ。当然。なんも考えてなかったわ、と。
でもご安心ください。そんなわたしたちへつける薬をご用意してくださってました。ぜひ本編を読んでみてくださいね。
グラレコ↓
未解決の問い:「論証」ターンの自分の推論って…どうやるの?
独学の地図|荒木博行
荒木マスターの最新の本。たまたまですが前書と「独学」つながりでした。こちらの本の方が、オリジナルの独学をするための具体的方法が書かれてた印象。ひと言で言うと「学び方・生き方を考えて、自分らしく生きよう」
ささったことろ↓
これまた「ドキィ!!!」となりました。
これまでのnoteで記してきたものは、果たして「本質的な学び」だったのか。はたまた「それっぽい一般論」だったのか。確かめたくなる衝動に駆られました。(怖くれ見れない)
「独学の思考法」「独学の地図」をふまえ、一冊の読書が終わったときは、以下の2点セットをアウトプットしていこうと決めました。noteの「今月読んだ本」シリーズでね。
この本が主張してることを一言で分かりやすく
読了前後における自分の差分はなにか(何を学んだか)
→自分なりの問い・自分なりの答え
以上、3月に読んだ本でしたー!
おしまい