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今月読んだ本…5月
誰も興味ないと思うけど、わたしの本棚、毎月公開してます。
何か面白そうな本ないかな?とアンテナ張っているあなたの参考になれば幸いです。
あっ。そうだそうだ。先月読んだ「独学の思考法」「独学の地図」ふまえ、読了前後における自分の差分(→自分なりの問い・自分なりの答え)をアウトプットしていこうと決めてました。
さー、それではいってみましょう!
聞く力系
何の資格も持っていないわたしがライブリートークのホストを始めるにあたって、傾聴・質問を学びたくそれ系の本を読み漁ってました。
「質問力」って、じつは仕事を有利に進める最強のスキルなんです。|ひきたよしあき
質問力の講師対、会社同期2人の対話形式で、都度ハウトゥーが整理されており読みやすいです。
興味があって初めて質問・疑問が生まれる/理想の未来を聞く/接続詞+質問のセットにする/一般的にはどう思うと思う?と問い、発言をしてもらう/○○ということは…?と問い、まとめてもらう
・・・唯一残念な点は、異性だからって何でも恋愛関係に持っていかせる流れが昭和のオジサン臭くてげんなり。←
\読後の差分/
仕事で話を聞いても質問がまったく浮かばないことが多かった。…つまり興味関心がまったくないってこと。「脳を質問体質」にするには、当事者意識がポイントかもしれない。その点、「自分だったらどうする?」の問いは万能かも。自分だったら…と考えることで、具体的な進め方やそもそも論、前提条件を整理したくなる。
聞く技術 聞いてもらう技術|東畑開人
本屋でジャケ買い。タイトルにもある「聞いてもらう技術」が面白いなと思い。上手く聞く・話す系の本は数多ありますが、聞いてもらう技術って見たことなかったので。
聴く(心の奥底に触れる)より聞く(主張をそのまま受け止める)方が難しい/聞けないのは聞いてもらってないから/小手先技術①隣に座る/相手の切実な事情に思慮できなくなったとき、自分の切実な事情を聞いてもらう第三者が必要/3種類の第三者(司法的・仲裁的・友人的)がある
「ママの孤独を解消したい!」をテーマに新規事業を起こそうと画策してるわたしからすると第二章(孤立から孤独へ)もよかった。
\読後の差分/
上司に怒られたとき、上司自身の事情に配慮できなくて当然だったんだ。だから、関係ない人に愚痴ってスッキリしてた。ただ、イライラしたときでない限りついつい聞く役になってしまうわたしこそ、安心して聞いてもらえる・話す役に徹せれるライブリートークをユーザーとして使うことに価値があるのかもしれない…!(その貯金があってこそ、にホストができるのだと思う)
サバイバル家族|服部文祥
図書館で特設されてた「家族特集」で見かけてジャケ借り。
ただのパパ子育てエッセイ本かな(←失礼)と思ってさらっと読むつもりが、大・大・大誤算!!!こんなに問いを突き付けられるなんて思ってもいませんでした。
大きなテーマは「どう生きるか」ということ。
食/肉を買うこと/自炊/移動手段/出産/クーラー設置/教育/生死・・・
子どもの命であっても自然淘汰のひとつに考えてる(オイ文祥、ドライすぎやろ…)と思いきや、おんぶして自転車で救急病院に送るに至った心理「子どもの死を経験したくなかっただけかもしれない」を吐露するなど。。サバイバルオタク、憎めない。
真の通った意見を持つ文祥さんの考え方に直面し、常に「で、お前はどう考えてるの?」と問われてる気分になる本でした。
言語沼|堀本見、水野太貴
つい記事にしてしまうほど面白かった本。
「言語」について、素人の堀元さんと言語オタクの水野さんが対話形式(もとい、ボケ・ツッコミ形式)で話してます。
面白すぎて、つい誰かに話したくなる欲求に駆られてしょうがない。…例えば、「えー」と「あのー」とかのフィラーの違い。「~のこと」の有無の違い。(気になるよね、ぜひ読んでみて!w)
また、中身とは違いますが、対話の中で具体ファーストな構造化がなされてました。具体ファーストとはお題が出たら真っ先に具体的な答えを考えたのちに抽象化するアプローチのこと。具体ファーストの具体例の宝庫だったんですよね。
\読後の差分/
具体ファーストをするには、まず恥ずかしげもなく仮説を挙げることが大事!!!また私はできてないよ。☺️
以上、5月に読んだ本でしたー!
おしまい