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自信とコミュニケーションは関係するのか?
先日、私のブログに投稿したこちらの著書は2012年に発売された本です。
https://ameblo.jp/womancbbyoshihara/entry-12688977689.html
「もっと話したい人!」が、あなたの周りにいらっしゃるとすれば、なぜ、どうしてそのように思うのでしょう?
恐らく、その答えを集計してみると「心地よさ」という意味に集約されるのではないでしょうか。
心地よさとは、相手が穏やかで親切なときだけに限らず、厳しいけれど的確で誠意があるとか、ぶっきらぼうだが誠実さがあるなど、そうした相手の実直さを感じたときも含めた意味もあるのかもしれません。
ぎゃくにいえば、笑顔で親切そうに見えるが腹黒いとか(笑)、説明は明瞭だが差別的な言葉が多いなど、これらの場合に心地よさを感じられる事はまずないといえそうです。
それでは、会話(リアルでもリモートでも)における心地よさとは、実際の言動に置き換えてみると何なのだろう。
それについて実践的に書いた本が、冒頭の著書です。
さて現在、私はコミュニケーションを仕事で扱う身として専門性を深めたくて、大学に2年に編入し認知行動科学、コミュニケーション学や教育工学などを学んでいます。
学べば学ぶほど、コミュニケーションというものは、複合的かつ学際的で、常に様々な学問や社会とのつながりの中に存在していることを実感しています。
経験にプラスして学問や科学を通してコミュニケーションを見たとき、実際の言動をどのように私達が扱うかによって、伝わり方だけでなく、相手との関係性や、グループ内での存在感などに直結している事実に確信を持っています。
言動をテクニック的に表現することと同時に、心構えや思いやりといった可視化が難しい私達の内面で考えていることも同様にバランスを取っていくといった両面がないと、先程のような直結する事実への好影響は厳しいようにも思うのです。
内面と言っても、「性格が良い人」「社交性のある人」を示しているわけではありません。
そもそも「性格が良い」「社交性がある」という定義すら断定することは困難です。けれども、きっと「心地よさ」という実感は、何をどのように言動を工夫すればよいのか、その共通点や規則性は誰もがいくつかのポイントを持っているように想像できます。
「私は自信がないから人間関係が苦手」「社交性がないから人付き合いが上手く行かない」「繊細すぎて誰とも合わない」などという人がいたとしても、そういうことを断定する根拠とは、実は無いのではないでしょうか。
自信なし、社交性なし、繊細だということを自認していたとしても(客観性は脇においておきます)、挨拶したり、相手を気にかける言葉をかけたり、明瞭な説明をすることは可能です!
なぜそのように私が言い切れるかといえば、自認している性格や自分の特徴にかかわらず言動は自由に表現できるからです。
よって、タイトルの「自信とコミュニケーションは関係するのか?」という問いには、「はい」でもあり「いいえ」とも答えることができます。
自信はあっても、なくても、コミュニケーション上、どのように言動を表現するかは自分でコントロールできるのです。
そんなわけで、過去に色々な失敗があったとか、自信のあるなしに関係なく、誰でもコミュニケーションは思いのままに発展し続けることができるのです!という、考えを前提にコンサルティングや文章を書くなどの仕事をしていきたいというのが、今回の記事で私が伝えたいことでした。
一つ一つの言動に着目する日々。
実に多くの重要なことに気付かされます!