ビジネスの感度が上がった?!
9月からビジネス講座を受講しています。
最近、自分の成長を感じられる場面があったので、
学びの記録として記事を書きました。
「発声法」を学ぶ体験セミナーを受講した時のこと。
講師の方から「声と話し方」を学べる長期講座の紹介
がありました。
自身の経験をもとに長期講座を開講するそうです。
受講の対象者は、先生業をしている人
ペルソナの設定
ペルソナは2年前の自分
話し方や声のコンプレックスに悩む
勉強したいけど、どこで学べば良い?
の状態の人
他にも
◯◯な人
〜〜で悩んでいる人
◻︎◻︎な人
…
次々と勢いよく読み上げていく。
そして途中から、僕はそうじゃなかったんですけど、
人前で話すのが苦手な人
僕のもう1つの肩書きAIのことも知りたい方がいらっしゃるので、AIに興味がある人
と続きます。
ここで私のあれれ…?
ペルソナって過去の自分って言ってなかったっけ?
僕はそうじゃなかった
もう1つの肩書きAIに興味がある人
は過去のあなたじゃないよね???
ペルソナとは「具体的な個人を特定する」
ここから離れていってるぞ!?
と雲行きが怪しくなり始めます。
学べる内容
「発声法」
「雑談」「プレゼン」「対話」「自己紹介」
の違いとやり方。
対象を先生業をしている人としているので、
集大成として独自の講座を作ってもらいます!
ビジネスブランディングを学びます。
独自コンテンツを作るのにAIが役に立つので、
AIについても学べます!
講座1回の時間は3時間です。
この内容をやろうと思うと2時間では収まらないので、
毎週土曜日の7時から10時まで朝活をしてもらおう
と思います。
皆さんの生活に食い込まない時間を考えると
この時間がベストだと思います。
僕もこの時間なら生活に支障が出ない。
本当は30万のところ、今日来てくださった方は
15万にします。
この説明をダーとされてあなたはどう思いますか。
ビジネスの感度が低い私なら、
いっぺんにたくさんのことが学べる講座ですごいな。
時間もこんなにたくさん使って教えてくれるのか!
そんな講座が半額になるなんてお得だな。
と思っていたと思います。
でもこれ、バカですよね。踊らされているだけ。
今回の私の感想としては
八百屋でりんごが欲しいと言ったら、
カゴに店主がみかんも桃もブドウもバナナも
いいのがあるよ!と勝手に盛り付けてきて、
本当は3000円のところ1500円でいいよ。
と言われた気分です。
なぜそんなことになったのか。
1つ目、「声、話し方」を学ぶためのスクールと言いながら、独自の講座を作ることを目指したり、そのために必要なAIを学ぶという一見付加価値に見えるけど、お客様は望んでいないものも一緒に提案しようとしている。
2つ目、膨大なカリキュラムに伴い一般的な拘束時間を超えている。30分だと短い、60分だと一般的、90分だと大学の講義と同じくらいだから少し情報量が多い、120分だと講義とワークでちょうど良いという感覚
(私個人の感覚です。個人差ありだと思います。)
で考えると3時間かぁ。
いくら朝活と言っても長いでしょ。となりました。
残念ながら、お客様目線<自分が良いと思うもの
という商品設計になっていると思いました。
この良い失敗例から学んだことは、
自分が良いと思ってたくさんカゴに盛り付けても、
本当にお客様が必要としているのか
望まれているものなのか
を検討することの大切さです。
どんなに自分が良いと思っても、
お客様がそれはいらない。
りんごだけのお金なら払うのに
と思われてしまっては、
不用品を買わされているのと同じですから、
気持ちが離れてしまいますよね。
ビジネスをやるなら自分のやりたいだけではなく、
お客様を知ることが大切だと
改めて感じさせてもらえる時間でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。