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#060 オルセーとルーブルを一気に回った話(パリ旅行記その2)
こんにちは、マルタのタマルです。
今日はオルセー美術館からルーブル美術館という無茶&無茶な行程に挑戦した話を!
9:30 オルセー美術館
ほぼオープンと同時に訪れたオルセー美術館は、それでもたくさんの人が並んでいました。この日はあいにくの雨で、並ぶのは嫌だなあ…と思っていたら、パリ・ミュージアムパスを見せることでほぼ並ばずに入れました!朝イチしか勝たん!!
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日本で2011年に開催したオルセー美術館展や、モネ展(開催年は忘れたけど、一度ではなく何度か)には行ったことがあったので、印象派の絵画はそれなりに見覚えがありました。が、次から次へと有名絵画が出てくるので興奮せずにはいられません!
印象派の中だと特にドガの絵が好きなんですが、原田マハ『ジヴェルニーの食卓』の短編に入っていたドガの変態性を描いた(笑)作品『エトワール』に出てきた踊り子のブロンズもあり、やはりその生々しさと美しさには感動しました。
ルノワールの超有名絵画『ムーラン・ド・ラ・ギャレット』はおそらく初めてみたのですが、涙が出るほど心打たれました、なんであんなに瑞々しい色と表情が出せるのかしら……。
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印象派の話ばかりしてしまいましたが、その他の絵画・彫刻も良かったです。建物もクールだしね……!
所要時間は3-4時間と書いてあったけど、休憩なし、かつ駆け足で見続けても4時間半はかかりました。ルーブル美術館を14:00から予約していたから後半は特にダッシュで見てしまい、彫刻ブースとかは本当にサラーっと通り過ぎただけ……うーん、1日かけてもう一度訪れたい!
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14:00 ルーブル美術館
惜しみつつオルセーを後にし、セーヌ川を渡ってルーブル美術館へ。14:00のチケットを持っていたわたしですが、ジャストに着くと長蛇の列!列!列!!
入るまでに40分はかかりました。ひー、大変。
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やっとこさ中に入って遅めのランチを食べてから、いざ出陣。じつは、ルーブルには小学生の頃に来たことがあって、おぼろげな記憶がありました。が。所詮は20+n年前の記憶……こんなんだっけ!?
リシュリュー翼から入ったら、どーんと大きな彫刻が。広々した空間が続きました。
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ルーブルは本当にすごい美術館ですね。こんなに広いのに壁が足りなくてところ狭しと飾られているし笑、一つ一つがものすごく価値のある絵画だということをうっかり忘れてしまいそうになります。
最初に回った場所はとにかく人が少なくて、フェルメールの『地理学者』なんか見ている人が1人もいません(笑)
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ルーブルは見るのにフルで5日かかると言われるほどの所蔵数のため、観光客が訪れるのはモナリザがあるシュリー翼1階だけで、他は素通りどころか通過すらしないんだなあ。
うっかり迷い込んでしまった観光客が、監督官に「モナリザはどこですか?」と聞いているのを多数見かけました。笑
とはいえ、私も全然時間がなかったので、歴史系の展示はすべて素通り。18:00からまた別の予定があったので、とにかく絵画中心に見ました。
多分小学生の時に行った際も、モナリザ見るぐらいしかしなかったんだろうなあ。いつか本当に1週間くらいかけて回りたいものです。
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18:00 サルサを踊る
突然どうした、という感じなのですが、イベントを主催していた方と私の親戚が、サルサを習う予定があるんだけどどう?と誘ってくれたのでお邪魔することにしました笑
もちろんサルサを踊るのは初めてだし、運動神経0どころかマイナスのわたしですが、これもまた経験…ということで。
コロンビア出身のナイスガイがノリノリで教えてくれて、めっちゃ楽しかったです。
そのあと、ガールズたちとご飯も食べに行きました!最高🍷
20:00 オペラ座のショー
さて、この日オペラ座の地下鉄の駅が封鎖されていて、なぜかというと工事中のオペラ座の足場を使ってショーを行うからということでした。
ご飯がちょっと長引いて最初からは見られなかったんだけど、これがまた本当に素晴らしかったです。以下の記事に詳しいです。
このショーのためにオペラ座というまあまあデカい駅を封鎖しちゃう感じ、芸術に寛容なパリという感じがしてとてもいいですよねえ。この日しかやらなかったパフォーマンスみたいで、見られたのはラッキーでした。
と、いうわけで
またしても充実な1日を送ったパリ2日目でした!帰るギリギリまで満喫したお話は、また次の記事で!