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グアムの遺跡に親近感を持った日 *S2.13

似てる。また宮城とグアムの共通点を見つけました。

グアムの遺跡「ラッテストーン」、ご存知でしょうか。
私はグアムに行くまで全く知りませんでした。

ラッテストーン(Latte Stone)とは

グアム、マリアナ諸島で見られる、サンゴ石などで作られた巨石遺跡。(Latteではなく、”Latde, Latti, Latdi"と記す場合もあるみたい。)

ラテストーン(Latte Stone)

9世紀から15世紀に作られたものが多く、マリアナ諸島の先住民であるチャモロ民族の生活に根付いていたもので、建物の土台として使われていたというのが有力説。
日本にも弥生とか縄文時代にあったな、高床式の建物。調べてみたら、紀元前3,4世紀あたりになるらしい。先人の知恵、10世紀を超えてもなお健在。すごい!と、感動。

そして、この形が独特。
グアム、マリアナ諸島のお土産品のデザインとしても、よく見る形です。
初めて見た時からなんとなく親近感があるというか、かわいらしい形だな、と思っていたら、その理由が判明しました。

宮城の伝統工芸品「こけし」に似ている!

そう気がついた瞬間から、もうラッテストーンさんにも愛着がわき始めました私。なんて単純なんだろう。

こけし(Kokeshi)

やはり、似ている。
そしてなんと!グアム政府観光局のサイトにも書いてありました!
「こけしのようなユニークな形をしたラッテストーン」と。
気がつかなかった。。
次回グアムに渡ったときには、「より”こけし”に近いラッテストーン」探しをしようと思います。

こけしについては、後日別の投稿で詳細を書こうかなと思いますが、
子供のおもちゃであり、心身回復・五穀豊穣のための縁起物にもなっているものです。

ラッテストーンは、人々の暮らしを物理的に守るもの。
こけしは、人々の心の支えになるもの。

どちらも人の暮らしに寄り添うものであるということですね。

ちなみに、現在も新しいラッテストーンが建設されているそう。遺跡を守るだけじゃなくて、チャモロの象徴的なものを引き継いでいこうということなのでしょうか。
観光スポットとしての見どころも増えそうですね。

ただ、2020年から始まった世界規模の感染症の影響で、観光立国のグアムは危機的状況。
失業率も、2021年の12月に過去最高を記録してしまうほど。
グアムの人たちにも、オンラインでも働ける道を提供できないだろうか。

そんなことを思いつつ、現地でお店を経営している人たちのためにも、一刻も早く安全に国を行き来できるようになってほしいと切に願っています。

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