「れる」「られる」は、嫌がら「れる」。
目指せ WEBライター検定3級! 私の学習帳 : part 9
これでラストー!! 「能動態・受動態」 と 「接続詞と接続助詞」
この記事は、クラウドワークスに登録すると視聴できる ”受験前の参考動画”『WEBライター検定3級講座』を視聴した私が、重要だと感じたポイントをまとめたものです。
加えて、動画から学んだことをベースに、私なりに調べ、噛み砕き、時には例を交えつつ、『3級取得のための学習帳』として整理してみました。
3級取得に向け、歩きはじめた私がまとめた学習帳ですが、良ければご活用ください!
ラストですー!
noteを初めてから27日目の投稿。
10日目でWEBライターになりたいという夢を見つけて、今こうして、「WEBライター検定3級」の試験勉強を終えることができました。
最後のテーマは、「能動態・受動態」と「接続詞と接続助詞」についてです。
もう少しのお付き合い、どうぞよろしくお願いします。
動画 『WEBライター検定3級講座』を視聴して、重要だと感じた 私なりのポイント
※ 今回の記事は、【チャプター4】の計2動画分(動画No.25-26/No.27は割愛)になります。
「〜れる」「〜られる」 は 基本NG
完全に気にせずに書いていました、私…。
しかし、「受動態」と「能動態」が読み手に与える印象は、確かに異なります。
そこで、私自身が感じた ”差” をまとめてみました。
受動態「(〜れる、〜られる)」の文章の印象
→ 投げやり感、他人事感、記事の信憑性に責任を持ちきれずに、ごまかしている感など、”渋々書かされた” 文章のように感じる。
▶︎例 ・AさんはB君に告白された。
・上の階の住人に迷惑がられる。
・犬は猫に水をかけられた。
能動態の文章の印象
→ ”確証を得て(自信を持って)書いている” といった、積極的な印象を受ける。
▶︎例 ・B君はAさんに告白した。
・上の階の住人が迷惑がる。
・猫が犬に水をかけた。
「能動態」にするだけで、書き手の積極性が高まったように感じるかと思いますが、いかがでしょうか。
「自信を持って書き上げた記事です!」とアピールするためにも、「能動態」でビシッと書いていくことが大切なようです。
"一文の中に動作の主体が2つある場合” は 「受動態」 を使う
鍵は、一文の中に動作の主体が2つあるかどうかです。
▶︎例 ・ログインを拒否されたのは、パスワードを誤入力したからです。
・緊急の案件が追加されたので、休日出勤した。
上記の例をみると、『拒否したのは → もの(システム)』『誤入力したのは → 私』となっており、"一文の中に動作の主体が2つある場合" に該当します。
このようなケースでは、「能動態」で統一して記すのではなく、「受動態」も使って書き分けていきます。
(この例文を絞り出すのに、割と時間が掛かりました。案外、このような構造になる文はないのでしょうか…)。
尊敬・可能・自発の 「〜れる」「〜られる」 と混同させない
使用を控えるべき「〜れる」「〜られる」は、あくまで受動態(受け身)として使用する場合です。
尊敬や可能、自発の表現として使う分には、問題ありません。
■ 尊敬の ...(ら)れる
「読まれる」「はじめられる」「利用される」などです。尊敬語になります。
↓ 敬語の回でまとめていますので、良ければご覧ください。
■可能の...(ら)れる
「食べられる(食べることができる)」「入れる(入ることができる)」など、”can” を使うような場合です。
■自発の...(ら)れる
「偲ばれる」「思い出される」「感じられる」のように、”自然とそのようになってしまう状態” を表現する際に使います。
〈まとめ〉
受け身姿勢は、ライティングにおいてもご法度。
受動態の「〜れる」「〜られる」は、基本的には使わない。( ”尊敬”、”可能”、”自発” の「〜れる」「〜られる」のことではないので、注意)。
「接続詞」と「接続助詞」。
学ぶことは多そうですが、「接続詞」の方は分かりやすいです。
「接続詞」は、必要以上に使わない
これだけ覚えておけば、OK。
しかし、問題は「接続助詞」…。
そこで、「接続助詞」のここだけは押さえておきたいというポイントを、抜き出してみました。
「接続助詞」こそ 必要以上に使わない
「接続助詞」使用時のポイント
1、不必要な「接続助詞」は削除。もしくは「接続詞」に置き換える。
2、"単純な接続" の「〜が」「〜て」の使用は避ける。
3、”並列” の「〜たり」は重ねて使う。
「1」は良いとして、問題は「2」と「3」です。
・"単純な接続" の「〜が」に関して
動画の例文のように、"単純な接続" として使用しても、文法としては何ら間違いではありません。しかし、「〜が」は ”逆接” としての使われることの方が圧倒的に多い接続助詞です。
▶︎ ”単純な接続” の「〜が」の例
『 新入社員が入ってきたようですが、様子はいかがでしょうか。』
「〜が」がついていると、読み手は「その先に続く文は ”逆接” なのか?」と推測してしまいます。しかし、読み進めてみると ”単純な接続”。不必要な混乱を生むことになります。
よって、 ”単純な接続” の「〜が」を使用するのは、避けるべきというわけのようです。
・「〜て」に関して
私が調べた限り、「〜て」は 「〜が」に比べ、頻度の高い接続助詞ではありませんでした。
加えて「〜て」は、「〜が」とは逆で、”単純な接続” として使用する方が、多いように感じます。(※ あくまで、私が調べた限り ”は” です)。
▶︎ ”単純な接続” の「〜て」の例
『雨が降って、木々の緑が潤った。』 →「〜たので」に置きかえ可能
▶︎”逆接” の「〜て」例
『説明を聞いて、理解できなかった。』 →「〜たけれども」に置きかえ可能
そこで、私なりの解決策がこちらです。
”単純な接続” ”逆接” とあれこれ頭を悩ます以前に、「〜て」という接続助詞の使用自体を避けてしまう。
「〜て」は、”単純な接続” であれ ”逆接”であれ、他の接続詞や接続助詞に置きかえることができます。「〜て」は他の手で代用です。
・”並列” の「〜たり」に関して
▶︎ ”並列” の「〜たり」の例
○『 新入社員が入ってきたり、中途採用の社員が加わったりした。』
×『新入社員が入ってきたり、中途採用の社員が加わった。』
上記の文は、動画で出てきた例になります。
「〜たり」を文中に2回も登場させるというのは、二重表現のようで躊躇いたくなります。
しかし、ここはグッと我慢。
”並列” の「〜たり」に関しては、重ねて使用しなくてはいけません。
『 今日は勉強したり、遊んだりいろいろなことをした。』
『帰省するため、持っていく服を確認したり、お土産を買ったりしなくてはいけない。』
長い文になればなるほど、後ろの「〜たり」を忘れてしまいがち…。
”並列” の「〜たり」は、重ねて使う。くどく感じてしますが、これが正しい使い方だということです。
〈まとめ〉
文は簡素に言いたいことをスパッと表現。不必要な「接続詞」「接続助詞」は使わない。
そして、接続助詞の「〜が」「〜て」「〜たり」には要注意。
『目指せ WEBライター検定3級! 私の学習帳』シリーズは、以上で終了となります。
私の勉強に付き合っていただきました皆様、本当に本当にありがとうございます!!
↓ 今までの学習の記録はマガジンにまとめております。
良ければ私の奮闘ぶりを見てやってください。(全9話です)。
↓ そして、母との日常もまだまだ書き続けます!
1話完結のマンガとちょっとしたエッセイですので、気軽に遊びにきてください。
追記
まさか本当に合格するとは思っておらず、『合格』の表示を見た時には「え?」とつい声を漏らしてしまいました。
3級合格という目標を達成した直後だからなのか、今は放心状態真っ只中です。
しかし、WEBライターへの道のりはまだまだまだまだ…。
明日からは、”次なる目標” に向かって進んでいきたいと思っています。
読んでくださった皆様に、心からの感謝を申し上げます。