それぞれの芽吹きを見守るお飾り
来年は、十干が「壬(みずのえ)」で、十二支が「寅」の年にあたるので、「 壬寅(みずのえとら)」というのだそうです。
それはどういうことかと調べてみますと、「壬」は「妊に通じ、陽気を下に姙(はら)む」。「寅」は「螾(ミミズ)に通じ、春の草木が生ずる」とありました。
https://www.quocard.com/column/article/eto2022/
「壬寅」は厳しい冬を越えて、生命力に溢れた芽吹きを迎えるといった意味があるようです。なんだか希望の光が見えてきそうではありませんか。
そんな素敵な予感がする2022年を迎えるにあたって、レッスンで作るお正月飾りも、何かワクワクするものにしたいと考えていました。
今年は、生徒さんたちに水引の色を選んでいただき、それに合わせて花材の色も各自が選ぶという趣向です。
全員違う仕上がりなのでしょうねえ。どうなるか私が一番ワクワクしています!
それぞれの2021年があって、それぞれが新しい年への思いを抱いています。それはとても力強く美しいものです。その思いに花をそえて、見守りたい。
そう言えば、動物の虎は絶滅危惧種です。美しく強い生きものが、その生命を脅かされていることが悲しい。
よくディスカバリーチャンネルを見るのですが、虎は単独で狩りをする孤高の存在です。合理主義からは程遠い、その生きる姿になぜか感動してしまうのでした。勇気すら頂いています。
虎にも希望の光を!