人生に色どりを
昨日、ヘアサロンでの会話。「最近、ブリーチをしに来るお客様が増えたんですよね〜」と。時代が暗いと、人はなんとか明るさを見出したい衝動にかられるらしい。
確かに、外との交流が少なくなると気持ちが内側に向きやすく、自分の姿や部屋の状況がずっと付いて回る。
鏡にちらりと映る自分の姿が、少しでも明るく見えた方が良いし、その鏡がきれいに磨かれていたらなお良し。
先日、成人式の前撮りが鎌倉でありました。写真はその時のもので、昨日のヘアサロンとは別の日の事。
ええ、これは私ではありません(笑)。花飾りを生花で作って欲しいと姪っ子に頼まれていたので、鎌倉まで持参しました。
成人式の振袖は、結婚式とも違う晴れやかさがあります。それに合わせるのは、生花しかない。昨今はドライフラワーを付ける人もあるみたいだけれど、彩の豊な生花にはかなわないはず。
地元の人たちの協力で、天気は悪かったけれど、晴々としたイベントとなりました。ランチは阿寓(あぐう)のお弁当。大将みずから朝3時おきで作ってくださった。
そして、この撮影隊の食事場所を提供してくれたのもご近所の方でした。
この年末に、こんなにも晴れやかな気持ちになれてとても幸せ。お祝い事って、本人の為だけではないとつくづく感じました。
時代は誰もが明るさを見出したいのだ。晴れ着姿の新成人たちが、来月無事に成人式を迎えられるようにと祈っています。
一つ一つ、希望の灯りを灯すように、明るいニュースが増えていきますように。
私の成人式のお着物が、時を超えて美しく蘇った・・・感無量。
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