【石垣島プチ移住2024】day17. サイエンスガーデン&Joo Chiat Café
石垣島プチ移住17日目。
蒸し暑い曇りの日。
一気に気温が上がり、この前まであんなに肌寒かったのが嘘のよう。こうして季節が変わって行くのね(しみじみ)
▶︎サイエンスガーデン
私はInstagramで石垣島の飲食店やホテルを多数フォローしているのですが、そうすると投稿から石垣島の旬な観光スポットやローカルな飲食店情報収集ができるんです。
一人旅女子的なアカウントだとPR投稿が多くて本当にうんざりなんだけど(私のnote名称がブーメランすぎる)、現地の方の投稿だと純度99%くらいのおすすめ情報なので信頼できる。
石垣島にサイエンスガーデンという植物園があることも全く知らなかったのですが、ホテルエメラルドアイル石垣島のInstagramの投稿で存在を知りました。
ヒスカズラというエメラルドグリーンの珍しいお花が見頃。
こんな色のお花が自然界に存在するなんて…。
熱帯の植物園が大好きなのと、ヒスイカズラのシーズンがもうすぐ終わってしまうそうなので見に行きたいと思います。
バスターミナルから川平リゾート線に乗車し、ヨーンで下車。
石垣島は不思議な名前のバス停が多い。「ヨーン」とか「フーネ」とか「ばすきなよお」とか。どんな意味なんだろ。
バスから降りたは良いものの、サイエンスガーデンの場所がいまいち分からない…。
公式サイトを見ると「場所が分からない人は、まず川平ファームの受付に来てください」との案内だったので、パッションフルーツ製品の製造販売を行っている川平ファームへ。
坂を登ると水色の可愛いログハウスが見えてきた。
ここでパッションフルーツのジュースを購入したり飲んだりできるようです。
バスだとこのためだけに来るのはなかなか難しいかもだけど、車の方はドライブがてら立ち寄るのに良さそう。
こちらでサイエンスガーデンの入園チケットを購入。入園料は以下の通り。
・植物園の入園のみは200円
・ドリンク付き600円
そんなんドリンク付きが良いに決まってる。
サイエンスガーデンは少し歩いた場所にあり、来た道を戻ってバス停の方に向かいます。受付の方がめちゃくちゃ丁寧に近道を説明してくれたのに堂々と逆方向行って迷った…。
このとき教えてもらったのが、バス停の「ヨーン」は暗いという意味で、この周辺はリュウキュウマツが茂っていて昼でも夜みたいに暗いから「ヨーン」と言う名前が付いたのだそう。
意味を知るとなんだか素敵に感じる。
そうして彷徨いつつもサイエンスガーデンに到着。
入り口の横にドリンク販売のキッチンカーが停まっていて、私みたいに川平ファームを経由せずに直接来た方はこのキッチンカーに入園料を払うみたいです。
ハウスに入ると、ヒスイカズラのトンネル。
実物は写真よりもっともっと鮮やかです。
不思議な色〜!なんでこの色になるの?
花の色もすごいけど茎も青紫色。
マメ科の植物なんですね。
よく見るとエンドウマメっぽい形のお花だし、バタフライピーと同じでアントシアニンの色なのかな。
こんなお願いを発見。
これは幼い頃にツツジの蜜をおやつにしてきた民としてはぜひ味わいたいと思ったんだけど、落ちてるのを誰かが拾って蜜吸ってまた捨てた後の花を拾う可能性があるなと思って遠慮した。
STOP、間接キッス。
ヒスイカズラをじっくり観察しようと思って、開花順に追ってみる。
最初は蕾。トウガラシみたい。
花の形も不思議。上から龍骨弁、翼弁、旗弁という名前のはなびらで3部構成。
落ちた花で超大作が作られていました。
スタッフの方が毎日作っているそう。
私も落ちてる花をさりげなく蝶々にしといた。
たくさん咲いてるとなかなか非現実的な光景。
行ったときはだいぶ散ってたようなので(それでも花のボリュームはあったし見応えあった)全盛期だともっとすごいのかな。ベンチもあるのでこの中でまったりするのも◎
オオゴママダラさんもまったりしてました。
ハウスの中はヒスイカズラの他に、もう一種マイソルヤハズカズラが咲いていました。
色が違うと随分雰囲気が違う。
こっちの方が熱帯植物っぽいですね。
敷地は広く、ヒスイカズラのハウスはほんの入り口です。
どんどん奥に進むとたくさんの熱帯植物。
蘭の花が咲いてると思ってよく見たら木に着生してた。
ハスの池も。
マングローブ林にも隣接していて、覗き込むと干潟に生き物がいっぱい…
大きな葉っぱがわさわさ。
小さな植物園なのかなって思ったけど広いし植物や蝶々もいっぱいだし、見応えばっちりのサイエンスガーデンでした。
他にもハーブ園やパッションフルーツ園が見学できるようです。バスの時間があったのでこのあたりで引き返してドリンクをいただく。
パッションフルーツジュース。
赤い鳥、アカショウビンのマークが可愛い。
サイエンスガーデンにはアカショウビンも遊びにくるし、カンムリワシが訪れる日もあるそうです。アカショウビン見たいなぁ〜。
ドリンクは4種類くらいから選べるのですが、暑くてちょっとヘロヘロだったから甘酸っぱいパッションフルーツジュースで元気になった。
入園料と飲み物もついて600円なんてもはやタダっすよ。「もはやタダ」っていつも言ってるけど、本当に見応えもあって値段以上の価値があるものにしか言ってないので!乱用してるわけじゃないです。
川平ファームはパッションフルーツジュースの他にマンゴージュースやジャムなども販売しているようです。
島のお土産屋さんにもよく置いてあるので探してみてください◎
▶︎川平湾
サイエンスガーデンを後にし、ヨーンから川平公園へ向かいます。
川平ファームで会ってちょこっとお話ししたご夫婦は川平湾からヨーンまで20分くらいで歩いて来れたって言ってたんだけど、汗だくだく息切れっ切れだったので察した。バス乗った。
川平湾に来たらここは絶対に外せない、塩サーターアンダギー。朝ごはん食べてなくてお腹空いてたので小腹を満たす。
公設市場でも同じセットをいただけますが、このソフトクリームは塩ソフトなのかちょっと色がついてて甘じょっぱい味。
サックサクでほんと美味しいの…
非常に中毒性のある美味しさ。
わたしが桃太郎だったらきび団子のかわりにこれを持ってく。
川平湾ではお昼ご飯を食べたかったので、1個だけ食べて残りはカバンの中へ。(実質桃太郎)
こちらのお店ではサーターアンダギーの他に、映え映えなドリンクやフラッペがいただけます。いつだったかラヴィット!でも紹介されてました。
石垣島へ来て3日目に川平湾へ訪れたときは滞在20分だったので、今回はグラスボートでも乗ろうかなと思ったのですが…
この日は海外からの団体客が来ていてものすごい人!どこ行っても人人人!
インドのデリーくらいの人口密度。
グラスボートどころではないし、お土産屋さんに至っては満員SOLDOUTのライブハウスってくらいの混雑で一歩も入れなかった。
仕方なくビーチをお散歩。
ビーチも混んでたので、15分くらい砂浜を歩いて川平タバガー方面へ。
石灰岩って言うのかな?
石垣島で見る岩肌はボコボコしててなんだか脆そうな質感。
よーくみたら貝がたくさん埋まってた。
しばらく探検してみたけど、あんまり生き物はいなさそう。
ヤドカリも見つけられませんでした。
このあと大問題が発生して、川平ガーデンでお昼ご飯を食べようと思ってたんだけど件の団体観光客で溢れていてとてもじゃないけどお店に入れない。
地図アプリを開いて川平公園近くの飲食店を全部回ってみたけど、どのお店もいっぱい。
少し離れたところにあるアー◯ズカフェにも行ってみたけど、「1人入れますか?」って聞いたらオーダー回らなくてテンパってるおばちゃんに「満員だって言ってるでしょ!!って切れられるなどして心が折れた。
絶望しながら地図見てお店を探してみたら、歩いて10分くらいのところにエスニック料理のカフェがあったのでダメもとで行ってみることに。
▶︎Joo Chiat Café(ジューチャットカフェ)
辿り着いたのがこちら、Joo Chiat Café(ジューチャットカフェ)
ここまで歩くとさすがに団体客はおらず、お店には2組お客さんがいただけでさっきまでの喧騒が嘘のよう。
そして入った瞬間に分かる「あたり」のお店。
デーブルクロスの色も柄も、飾られたお花も、ランチョンマットも、全部が全部どタイプのモダンアジアンな店内。
見つけてしまった〜!
運命だ!
混雑した川平湾も、行く宛のないランチ探しも、全てはこのお店に出会うためだったんだ。
メニューを見て、即決でナシゴレンとカフェラテを注文。
前菜に出てきたサラダ。
ハーブたっぷりで美味しかった。
そしてナシゴレン。
こんな美味しいナシゴレンある?!ってくらい美味しくて、海老の風味たっぷりの焼き飯につやつやの目玉焼きが乗った見た目のビジュアルも最高なパーフェクトゴレン。また食べたいゴレン。
めちゃくちゃ幸せな顔して食べてたと思う。
噛み締めながらいただきました。
カフェラテも完璧。
お茶請けのクッキーも美味しかった。
良いですか皆さん、川平湾に行くときは絶対にジューチャットカフェに行くのです。川平公園周辺のお店で満足してはいけません。少しだけ足を伸ばして必ずジューチャットカフェに行くのです。徒歩10分もかからないです。ジューチャットカフェです!名前を覚えましょう、ジューチャットカフェ!ジューチャットカフェ!(催眠)
メニューはエスニック料理の他にもケーキなどのカフェメニューも揃っています。
私は出掛けるときは必ずどんなお店があってどんなメニューがあるかを下調べしてか行くので、今回みたいに行き当たりばったりでお店入ることって少ないんです。
だから今回とっても良いお店を引き当てて感動がすごい。
きっとこれから川平湾行ったらこのお店しか行かないだろうな。むしろジューチャットカフェに行くために川平湾に寄るのだと思う。
優しいご夫婦で経営されていて、おばちゃんに切れられた傷も癒されました。詳しくお店やお料理のことが紹介されているので、ジューチャットカフェが気になった方はぜひ読んでみてください↓
食べログはこちら↓
そんな感じで心もお腹も満たされて帰ります。
▶︎名蔵湾
お腹いっぱいでバスに揺られていましたが、ちょっと運動しようと思ってフーネで下車。
フーネはどういう意味なんだろう。
名蔵湾沿いをフーネからやいま村前のバス停まで歩きます。
いつもは綺麗な水色をした名蔵湾ですが、この日は曇ってたのと引き潮で海のお水ガビガビでした。
子供が何人もいて、バケツ持ってなにか獲ってたけど何がとれるんだろう?マテ貝とか?
フーネからやいま村前まで30分ほど。
景色を見ながら歩けばあっという間。
やいま村も一度行ってみようと思ってるのと、あとやいま村をちょっと過ぎたところにある名蔵アンパル!ラムサール条約の登録湿地です。
ここならシオマネキ居るかな?
今度探検しに行こう。
18日目に続く。
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