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Play list “Winter Melancholia Continues ” Ikeda K. Play list 2025.01.11.
昨年末に続き、今回も高円寺コネクシオンでの「Groovy Music Research」に参加。今回も冬を感じる曲というお題。昨年、寒くなるのが遅く、ちょうど今回の選曲を考えてた頃に急に冷え込んできました。 そんな時期にいつも思い出すのが物凄く冷えこみ、街中でも夜になると、街灯くらいしか照明がなく、暗く沈み込んだようになるロンドンの冬。 ロンドンに行く時期がいつも冬だったので、そのイメージが強いです。 ということで、ロンドンをイメージしながら、選曲スタート。 と言ってもイギリ
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バブルの時代、僕たちは、これは1920年代パリの”ベル・エポック”だと信じ、享楽的に浪費していた。「モダーンズ」(The Moderns)/アラン・ルドルフ監督(1988)
「モダーンズ」(The Moderns)/アラン・ルドルフ監督(1988) 日本がバブルに向かい企業が”メセナ“という名目で、”文化“お金を使うことで、多くの美術展が開催され、街中に”アート“があふれ、人々がそのゴージャスな世界を享受していた頃に、日本でも公開された作品。 映画の舞台は1926年のパリ、第一次世界大戦が終わり、戦勝国は好景気に沸き、その中でも”新興国“として、台頭してきたアメリカのアーティストたちが、パリを訪れ、パリの社交界、芸術界と交流した時のことが描かれ
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これはパンクなのかと恐る恐る聴いたStiff のコンピレーション「A Bunch of Stiff Records」 (1977)
音楽雑誌ではロンドンではパンク・ロックが盛り上がっていると言う記事を見る事もあるが、音を聴きたくてレコード屋さんに行くも売ってなく、それらしきものとして買ってきたのがこのStiffのコンピ。 収録されているのは、知らない人ばかりで、唯一知識があるのは、同時期にシングルを何枚か買ったNick LoweとMotor HeadのLemmyの名をHawkwind のライブ「宇宙の祭典」で見つけたくらいでした。 聴いてみてもこのオッサンぽく、B級な感じがこれは本当にパンクなのかと謎が
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80年代前半のNYの雰囲気 それはフェミニズムが輝いた時代でもありました。「Bette Gordon Empty New York 」
高校生の時にジャン=リュック・ゴダールの『勝手にしやがれ』を観て、何かを感じ、フランスに留学。パリでは真っ先に『勝手にしやがれ』のラストシーンの場所に向かった彼女は、現地で1968年のパリ5月革命の「政治の時代」の若者の運動やその空気に触れるともに。街の映画館やシネマテークに通いハリウッド映画とは全く違うフランス、ドイツ、日本 そしてサイレント映画を観て、彼女の映画への道が開けたと言います。そして、彼女が言及するのが、ニュージャーマンシネマ、特にライナー・ヴェルナー・ファスビ
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gHOSTS oF pRINCES iN tOWER / Rich Kids 45years anniversary remastered
昨年のRSDに出たRich Kids のファーストのリマスター盤。それにしても読み辛い大文字と小文字の逆転。 当時のふれこみはSex Pistolsを脱退したGlen Matlockのバンド。 当時 ピストルズで曲を書いてたのは彼という話があったので、赤盤で出ていたデビューシングルに続いて期待して聴きました。 プロデュースはMick Ronson。 曲やアレンジはバラエティに富んでおり、Glen曲はポップで 全然攻撃ではなく、これはPistolsのイメージではないなと思って
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Haircut 100 42年振りのNick Hayward参加の新作とツアーというニュースが入ってきたので、今日はNick の初ソロ作「風のミラクル」(1983)。
さあソロで頑張るぞという感じの「When it started to begin」から始まる粒揃いの曲は全て彼の作品でブラスアレンジやプロデュースも自ら手掛け、このアルバムからは4枚もシングルカットされました。共同プロデュースはThe Beatlesのエンジニアとして名高いGeoff Emerick 。彼のプロデュースElvis Costelloの「Imperial Bedroom 」の少し後の録音の関係かSteve Nieveも参加。当時 ニューウエーブ系の作品によく参加し