南部料理を広めるマシャマのお話
Netflix「CHEF'S TABLE」を見て、、
アメリカ南部のジョージア州に住むアフリカ系アメリカ人「マシャマ」は幼い頃から黒人差別を受けて育ってきた。当時ジョージア州では、残虐さゆえに多くの人が街を出ていて、マシャマもその一人だった。
将来は使用人or工場で働く道しか与えられず、マシャマは自分の存在価値を模索する日々。それでも彼女には唯一、生き甲斐を感じる瞬間があった。
それは「食」だ。
幼少期に食べた「スリル」。(名前の通りワクワクさせてくれることから名付けられたそう。)
マシャマはこの頃から「人生は食のおかげで幸せになる」ことを実感、食の学びを深めるため料理人の道へ。
料理の研究をするべく有能なシェフでの修行、旅、農場主との関わりを大切にするマシャマ。仕事に打ちのめされながらも自分の欠如や存在価値を模索する為に向き合う姿勢。
「もっと早くマシャマに出会いたかった。。。」そう思った。
南部の素晴らしい伝統を広めるべく、南部料理を作り続ける彼女を見ていて私は私とマシャマの共通点を見つけた。
それは「食で人々を繋げたい」という想い。
どんなに離れていても、国境を超えることが出来なくても「食」なら越えられる。日本でも南部料理の素晴らしさを知ることはできる。
ああ、食って本当に素晴らしい。こうやって頑張っている人は世界中にたっくさんいるんだろうな。。
ネットフリックスだけでなく、もっと知れ渡ってほしい。
私がマシャマに心を奪われたおはなしでした。