国語が苦手なんです!【教員341日目(1年目)】

一年間やってみて国語への苦手意識は拭えなかった。

文と逸脱した読みをした時に、その読みを違うと伝えるのかという葛藤から始まり、全体で読み深める時に、個々で見るとわかってないんじゃないかという問いや、全体で話し合っていく時の発言者の偏り、音読のタイミング、話の全体を抑えなければいけないのかという問いなど

悩むことしかなく、本当に悩ましかった。

そして、手応えがなかった。

どんだけやっても、誰かを置いていってしまっている感じがしたし、どうやればいいのかわからなかった。

僕がそんな風に思っていると子供にも反映されるみたいで、うちのクラスの子の中に、国語が好きじゃないと言う子が多い印象がある。

最近の国語の授業では、少しずつ問いの流れに沿って音読を入れたり、少しずつできるようになったんだけど、それでも「誰かを置いていっている」みたいな感覚は拭えないんだよね〜

この前、物語の最後に

「物語をみんなで読むことで、色んなことに気づくことができるんだよね。だからみんなで読み深めるんだよね。」みたいな話をした。

簡単に話すと

「一人でここまでわかった?」

「わかんなかった。」

「でも、みんなでならこれだけわかるようになるんだよね。やってみてどうだった?」

「一人でやるとわかんなかったけど、みんなでやると色んなことがわかった。」
「みんなとやるからここまでわかった。」
「先生がいたからできたから、先生もだね。」

みたいなのが出たんだけど、果たしてみんなどれくらいそう思ってるんだろうかと不安になった。

そう言っていたのは、比較的わかる方の子供たちだからだ。

悩ましい。。。。

でも、テストの点数は伸びている。。。

何がいいのかわかんない。

とりあえず教材研究を来年はもっとしようと思う。

サポートして頂いたもの、全て教材の作成費用等の子供たちのために使わせて頂きます。