五年生との最初の一ヶ月を終えて【教員392日目(2年目)】
四月から学校が始まって一ヶ月が経った。
昨年度は新型コロナウイルス感染症の関係で、学校に子供が来ない四月だったので、初めて子供たちと過ごした四月だった。
初めての四月だったので、正直こんなにもエネルギーを使うのかと驚いた。
子供も僕も慣れるのに精一杯で、大変だった。
ゴールデンウィークが待ち遠しい人の気持ちがよくわかった。
最初の一ヶ月どうでしたかと聞かれたら、楽しくも悩みの多い一ヶ月でした。
最終日は専科の兼ね合いで子供と関わる時間が十分に取れない一日でした。
だからこそ、子供たちに一ヶ月どうしてたかと振り返りジャーナルで聞いてみました。
僕からはこの一ヶ月乗り切っただけですごいということと、みんなとまたゴールデンウィーク明けに会いたいということを伝えました。
子供たちから一番伝わったことは楽しかったことでした。(僕がそう読み解いてるだけかもしれません)
あっという間だったことや、新しい友達が増えたからもっと増やしたいこと、早く休みが終わって学校に来たいことなど、嬉しい言葉もたくさんあった。
そんなクラスの子の中で、ある子がうちのクラスらしく頑張っていきたいと書いていた。
なので、うちのクラスらしさとは何か聞いてみた。
そしたら、クラスで何か困り事やケンカがあったときに、みんなで円になって考えることと言っていた。
他の子もみんなで考えて、これからも考えていきたいと書いていた。
話し合いの時間は、僕にとって押し付けてしまっているんじゃないかと思っていた。
だけど、それを見て、この子達としても、みんなで考える時間は大切だと感じてくれていることがわかって、価値を感じてくれていることが嬉しかった。
だからこそ、これからも立ち止まって、みんなで考えていきたいと思う。
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