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新天地で直面した自分の生きづらさ【解像度を高めた3か月間と現在地点】



鎌倉に来てもうすぐ3か月になる。
正直に人生の中でこんなにも苦しかったのはいつぶりだろと思うくらい悩んで、自分と戦った3か月間だと思う。

誤解を恐れずに言うと、新しい仕事へのやりがいも、鎌倉という土地へのワクワクも十分すぎるくらいある。

ただ新天地で、住むところもローカルコミュニティも変わり、新しい仕事というトリプルパンチの中で、本当に生きるのに精一杯だった。いや生きるのが大変だった。

一番大きかったのは、ローカルコミュニティが変わったことだと思う。僕はモヤモヤを心の中で抱えておくことが難しい。そのままでいるとパフォーマンスがかなり落ちてしまう。だからこそ、僕は心のモヤモヤをその日のうちに解決する。これまではローカルコミュニティがあったからこそ、多くの仲間に話をその日のうちに来てもらえていた。それがどれだけ特別なことだったのか無くなった今だから痛感する。

あいつらと毎日のように語り合えていた日々がどれだけ貴重で、有意義で、充実していたものだったのか、鎌倉に来てから染みている。当たり前のように悩みを吐き出せないでいる時、せめて仕事くらいは同じ内容であれば仕事をやることで、わかりうやすく成果を出して安心できたのかもしれないけど、そうじゃなかったことも悪く作用した。

新しい仕事は世界が広がって刺激的ではあったが、慣れないことが多くて安定はしなかった。そして、責任の大きさも重荷になっていたんだと思う。これまでも、今でも尊敬している管理職の先生方との仕事が日常になることがその責任の重さを物語っている。

しかも、子どもたちが毎日その場で反応をくれる学校現場と違って、成果が出てくるのに時間がかかる行政の仕事はわかりやすく成果が出るものではないからこそ、あの時の自分にとってはタイミングが悪かったんだと思う。

そんな環境だったからこそ、新しい自分がたくさん顔を出してきた。新しい環境だからこそ、当たり前の違いから自分の当たり前とは何かたくさん思い知らされた。自分を知る作業は本当に苦しかったけど、自分の解像度が上がっていくのは面白かったな。例えばこんな感じ。。。

・ノンバイナリーであるということ
僕は心が男でも女でもない。好きになる存在は女性だけど、表現したい性別は男でも女でもない。たぶん人の捉え方も男女だから違うとかがあまりないんだと思う。

・男らしさを強要されるのが苦手
男らしさを強要されることが苦手で、最近だと男なら筋肉つけろっていうくだりが嫌いだ。働くうえで男だからネクタイとか、襟付きを着なきゃいけないってことが想像以上に自分の負荷になっていることに最近やっと自覚的になった。選択肢が体の性別が男と女で違うのにかなり嫌みたい。

・服装で機嫌を取っていたこと
服装は男女関係ないものを着ることが多く。服装によって自分の気持ちをコントロールしていた。テンションが落ち込んでいる日に明るめの服を着ることや、体のことを言われないために長い丈の服を着て、そちらに視線を向けることもしてきたみたい。

・パーソナルスペースという概念は後天的に身に着けた
気を抜くと男でも女でも人の距離感がつかめないでいることも課題だ。そもそも幼少期から人との心と体のパーソナルスペースがない。知識・経験としてパーソナルスペースは取得してきたタイプみたい。

・距離感の測り方の基準が呼び名
距離感に関しては事前に相手の呼び方を聞くことで距離感をはかる傾向にある。また、接待の場で経営者のモードを入れるなど場ごとに自分の役割を付与させることで、その役割を演じることで距離感等をコントロールしているみたい。

・コミュニティはプライベートと仕事は別がいい
知り合いが誰もいない中で、コミュニティをどう作っていくか悩んだのだけど、よくよく考えてみると仕事のコミュニティとプライベートのコミュニティが綺麗に重なったことはなくて、全く別がいいというよりかは、どっちもあって重なるところもあっていいし、バランスをうまく取って行き来できるのが心地良いらしい。

・海が好き
鎌倉に来てから、週に2・3回海に行っている。不思議な感覚なんだけど、知らないうちに海に行ってしまう。自分が海が好きなんで少し意外だった。

・季節を感じらえると少し気分が高揚する
鎌倉は植物が季節の移ろいを教えてくれる。春の桜も、その後の青葉の生い茂る木々も、紫陽花の姿も、季節のお便りみたいで、昨日とは違う今を見つけると気分が高揚する。

・散歩するのが楽しい
想像以上に散歩が好きみたいだ。毎週末2時間は散歩をしている気がする。それくらい町の造りや人の流れ、自然の移ろいを見るのが楽しい。あと、誰かとする散歩もいい時間だと思えている。新しい自分って感じだ。

・空間デザインが好き
僕は人の流れをデザインし、コミュニティができて、文化を生み出していく空間デザインがたまらなく好きだ。人の手あかが残った感じや、自然のままのものも好きらしい。たぶん僕も人の行動を知らないうちにデザインしたいんだと思う。直接的ななにかも好きだけど、知らないうちに幸せにしているものとか好きなんだよね。

・目から情報を拾う量が多い
元々目から多くの情報を集めている。人の表情や仕草1つ1つから相手の思考を感じてしまう傾向にある。情報量が多すぎて大枠をつかむのは速いが、細かいところを取りこぼしてしまうことがある。

・脳みそのコスパが悪い
耳も広いですが、それよりも脳が会話の部分部分を補ったり、目からの情報を過度に解析してる。合わせて、その情報から過度に相手の顔色を伺ってしまうこともある。その結果、過度に脳が疲れてしまうことがある。頭にもやがかかった状態でいることが多いです。

・目を閉じると思考に集中できる。
目を閉じることで情報を遮断し、思考に集中する。情報量を減らすことで対話と自分の思考に集中している時がある。相手の顔を見ると余計なことまで考えてしまうので、目を違う方向に逸らすことも多い。脳の疲労については糖分を摂取することで一時的な回復を見込めるようなので、最近はずっとラムネを食べている。

・刺激が少ない方が作業はできない
学生時代から眠気や集中をコントロールするのが苦手で、いくら寝ても日中眠くなることある。特に思考しない作業(文字起こしやオーナーシップのない話し合い)はそれだけでは作業を進める時に困難が現れることが多い。

・過剰な刺激の方が作業が進む。
単純作業を単体で行うことが難しいので、これまでは知らないうちに動画を見ながらやることや、単純作業を2つ以上行うことで刺激を増やして集中力をあげていたみたい。眠いから寝るよりも刺激を増やすことで集中力が上がるらしい。

・知らないうちに外部刺激をコントロールしていた教員時代
これまで単純作業をする時は教室で別のことをしながら取り組んでいたことや、思考するときに大きな黒板で考えていたこと、音楽をかけて外部刺激をコントロールしていたこと、体が自然と動いていること、目をつぶっている小泉志信に周囲が慣れている環境があった。

・お腹がシンプルに弱い
胃下垂で、カフェイン等を過剰に摂取すると気持ち悪くなる。また、代謝が良過ぎるのか多く食べても体の身にならない傾向にあって、脳とお腹にエネルギーを使い過ぎているのかもしれない。

・誰も歩いたことがない道を歩くのは得意
やっぱりどこに行っても、誰もやったことのないことに挑戦するのが得意だ。そこから他の人が自分を超えたいいものを作ってくれることにワクワクしている。

・生きるスピード感はリニアモーターカー
新天地に来て、本当にたくさんの失敗と反省と自己対話を繰り返したんだけど、それはどうやら当たり前ではないらしい。ある人が志信はリニアモーターカーだから、他の人より色々と早いんだよって言ったけど、そういうことなのかな。

・歴史と調和を大事にする。
小泉志信は調和を大切にする生き物で、無理に何かを進めるのが嫌いだ。新しいことをする時もそれまでの歴史や先人に経緯を払った上で、調和が取れる形で進めていくのが心地が良かった。

こんなところが、この3か月間だったかな~

あ~~~~本当に叫ばせて欲しい。。。

あ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
本当にきつかった!!!!(笑)

ここまで言語化できていることからわかるように、大きい山場は乗り越えたんだと思う。だからこそ、ここからがスタートなんだと思う。小泉志信という人の解像度が上がって、進んでいく準備ができてきたんだと思う。でも本当にエネルギー使った~~

きつかった~~~~

でも、もうここでそれはおしまい!!!

ここからは一歩ずつ歩みだしていこう!!!

まあでも、倒れそうなんで、適度に助けを求めておきます。よしなに。それでは。

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小泉しのぶ(小学校教諭×起業家→教育委員会×起業家 )
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