2020年を振り返って
今年一番大きかった出来事は、取材を受けたことでも、全校でzoom集会をしたことでもなく、教員として、教室で子供たちの前に立ったことです。
あくまでも教員になることは手段であり、過程です。ただ、これまでやってきたことが、形になったこと、ここから教員としての生活が始まるという事実に心が震えたのを覚えています。
それでも、理想通り、楽しいことばかりだったわけではありません。
大きな挫折もしました。
居心地の良さを求めるあまり、学びやすさという面に視点が行かず、悩んだこともありました。
新型コロナウイルスの中で、制限のある中で、やりたいがやり切れず、悩んだのを覚えています。
自分の無力さに涙が止まらなかった日もありました。
でも、そこには確かに挑戦がありました。
日々の授業での小さな挑戦。
挙手のない授業をしてみたり、漢字テストのあり方を変えてみたり、道徳で教材を用いた可能性の模索。
全校zoom集会という学校としての初めての挑戦。
一年生とのルール作りの日々。
オンラインサロンの運営という新しい場づくり。
そして、その挑戦の横には支えてくれた友がいました。仲間がいました。家族がいました。
困った時にはいつも助けてくださった学校の先生。
僕が次に進むために常に声をかけ、励まして、発破を掛けてくださった人生の先輩達。
僕に突き進む意義を再認識させてくれた後輩達。
共に汗を流し、勇気をくれた同期の存在。
遠く離れていても支え、いつも横にいてくれた家族や友、オンラインサロンのみんな。
本当に皆さんがいたからこその2020年だったと思います。
人の温かさを感じながら、突き進む決意をした一年間でした。
関わってくださった皆さんありがとうございました。
これからも僕にできることを頑張っていければと思います。
では、良いお年を
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サポートして頂いたもの、全て教材の作成費用等の子供たちのために使わせて頂きます。