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次の半年間やりたいことを言語化する(授業編)
三連休(土曜授業があったので)を使って、僕が授業でやっていきたいことを改めて言語化してみた。
◯やっていきたいこと
●国語
・漢字学習における探究の模索
これまでひらがなとカタカナにおいては、言葉探しを行うという方法で探究を行ってきたが、漢字においてはそれをどうしていくか悩む。熟語にしてもいいし、ふりがなにしてもいいし、由来でもいいし、何かしたらの方法で模索できるようにしていきたい。
・各々がまとめ方を柱に物語の読み取り
これまで国語の物語文の学習では、音読をまとめの活動においてきました。一年生なりにグループで、役割を分担し、覚え、工夫し、話し合いを行い、音読していっていました。その姿から一年生なりに学びの柱を立てて学んでいくことができるんじゃないかと思いました。
そこで、物語のまとめ方を最初に子供達に選ばせます。演劇でもいいですし、音読、登場人物の紹介ページを作ってもいいです。自分なりの物語の深め方を決めます。授業の前半は全体で場面を読み取ったりして、みんなで考えます。そして、残り10分間はグループで毎時間前半で考えたものを自分たちのまとめに活かしていきます。その活動を通して、ゴール(まとめ)のために学ぶという目的を作ってみたいな思っています。
●算数
・一斉指導と学びあい
個別最適化を行ってきたのですが、一度全体で学ぶことを深めていきたいと思います。違いからみんなで深めていく経験をしていければと思っています。
また、これまでテスト前に既習事項をまとめたプリントを教え合うことを行っていました。今後もこの形態を続けないければ思います。
教えることを通して学ぶことを知ってくれればと思います。
●道徳
・物語から抽象的な問いを考える。
一般的に価値があるとされているもの(例:きまりは守るべきだ)の認識はあります。その一方で、どうしてそれは価値があるのか考えると抽象的過ぎて、話し合いが進まないことがあります。また、一年生段階だと「自分」という視点から離れられない子も多く、議論のためには、物語や具体から考えることで話し合う種を見つけることが必要な子も多い印象です。
それを踏まえ、物語を深めていき、具体的に考え、考える材料を集めた上で抽象的な問いを考えていければと思います。
・二択の問い
年度の後半には哲学対話に挑戦しようと思っています。抽象的な問いは難しいので、トロッコ問題のように二択に迫った上で考えることを通して深めていければと思います。
また、終盤には二択から違う選択肢を考えることもさせていければと思っています。
◯生活
・仮説と検証と振り返り
子供が自分の仮説を実際に検討できる場を作ることを続けていきたいと思います。
内容がコロナの関係で定まらないので、そのサイクルだけは回すのをやめないでいきたいと思います。
◯図工
・遊び場と遊び方を教えて混ざり合う感じを楽し
◯学活
・クラスのルールを作り、直し、無くす。
子供の想いからクラスのルールを作ることができました。今後はこのルールを変えたり、無くしたりしていく経験を積ませていけたらと思っています。
・学級会で決める経験
僕がファシリテートしながらではありますが、クラス遊びなどをみんなで決める経験を積むことができました。今後は僕の役割を少しずつ子供達に渡していければと思います。
さて、頑張っていこう!!
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