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地震で始まり、新天地で世界を知った2024年【多くを形にし、己を磨く修行の2025年】

2025年の1月1日16時10分を迎えるまで1年を振り返る余裕はなかった
年末年始にかけてどこか、2024年の1月1日のことがちらついて落ち着かなかった
この3日間家族と過ごして、やっと本来の自分の時間を迎えられている気がする

そんなことや新天地に行ったこともあいまって
人生の中でこんなにも生きるのが難しかった1年間はなかった
同時にこんなにも世界が広がったのは教職大学院に入った時以来だったかもしれない

1年に1度自分の言葉で自分でできたことを認めてあげないないと
どこか自分は何も出来てないように感じるんだけど
改めて書きだして見ると、なかなか頑張った1年間だったようだ



1月からの3か月間は本当に魂を燃やした
子ども達のためにできること
教員人生というか小泉志信の全てを注ぎ込んだ
忘れたくても忘れられない3か月間だった

これまで学んだ知識や実践
出会ってきた人脈や仲間
学校で積み重ねてきた時間
そのほとんどを燃やし尽くした

それでも1000人なんて数字に本当の意味で形にしか過ぎなくて
あの子たちが紡いだ日々の積み重ねと
あの子たちが語った未来の話にしか価値はなかった
あの瞬間の子ども達の顔を僕は生涯忘れないだろう

あと、個人的に大切な100人に祝ってもらった誕生日のこと
お世話になった多くの人のまでQWSステージで最優秀賞を取ったことは
同じくらい忘れない瞬間だと思う

僕は公立小学校教員という肩書から
鎌倉市教育委員会教育総務課教育企画担当という
新しい立場で学校現場に携わるようになった

慣れないことばかりで正直大変だった
何度、現場に戻りたいと、授業をしたいと願ったことか
でもね、自分でこの道を選んだんだ
本当の意味で、自分の周りの人を幸せにするために必要なステップなんだと

多くの人達と出会いで世界が広がった
一番の知ったことは現場で先生が授業ができるように本当に多くの人が関わっていること
そして、その多くの人が先生を尊敬していて
互いを知らないが故にすれ違いがおきているということ

学校教育は市の中の施策の1つで
大きな予算の中で市としてやれることが限られるが故にバランスが難しく
教育にどれだけ予算を割いてもらえると教育委員会は苦心していること
そして、誰しもが教育に力を入れたくないんじゃなくて
限られた予算の中で、より多くの人のためにできることを精一杯しているだけなのだ

誰かを敵にするのは簡単で、でも進展はなくて
互いが互いの立場を慮り、知ることで
より多くの全員が幸せになる形を教育者は社会レベルでデザインしなければいけないのだ

世界はとても広くて、複雑で、いりくんでいて
でも、だからこそ僕にできることはシンプルだ
現場も行政も企業も全てを知った僕だからこそできることがあるんだと思う

さて、2024年を経て少しだけ世界を知った僕は
2025年はその知った世界を基に本気で世界を形にしていく覚悟を決めることになる
そして自分の実力不足を認めて、己を磨く1年でもある

まさに修行のような1年だと思う
日本で一番熱い場所で己を叩き上げられる幸せを噛み締めて
教育委員会で汗をかこう

また会社の方では
先生がやりたいことをするために人・モノ・カネを集め伴走するNPO法人の設立
全国47都道府県に先生とみんなが混ざり合う安心安全な居場所作り
先生が学び直しができる研修事業の本格開始
一人の人が複業でできる量なのかと思う
でも、僕は幸い一人ではない
これを形にできるだけの仲間が僕にはいるのだ

2025年も止まることはない
でも、立ち止まりたいときはたくさんある
だからこそ、立ち止まらせてください
僕に力を貸してください、頼らせてください
アイドルではなく、教育の未来に関わる仲間として
一緒に汗をかいてください

2025年もよろしくお願いします。

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小泉しのぶ(小学校教諭×起業家→教育委員会×起業家 )
サポートして頂いたもの、全て教材の作成費用等の子供たちのために使わせて頂きます。

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