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教員採用試験を終えた君へ
この時期は、公立学校の教員になるための入口、教員採用試験の結果が出始めているタイミングです。
そんな教員採用試験を終えた君へ
教員一年目の僕から僕なりにメッセージを送ろうと思います。(なんか偉そうだから、気に食わなかったら読まないでください。)
率直に結果はどうでしたか?
思うような結果を手にした人
思うような結果ではなかった人
色々だと思います。
その結果に、自分の心がざわつき、周りが反応し、あなたにとって忘れられない時間になったと思います。
ただ、結果は結果に過ぎません。
よく勘違いをする人がいるので釘を刺しておくのであれば、教員採用試験に受かった人は、教員に向いているから受かったのではなく、教員採用試験を突破するのに必要な力を相対的に持っていたから受かった。それだけなのです。
だから、ここで受からなかった人が人間的に劣っているとか、そんなことではないのです。
人は結果で人を判断し、優劣をつけたがりますが、結果はその試験に向いていたか、その試験で求められるものに対する評価です。人間性自体を評価するものではありません。
僕は、このご時世に教員になろうとしているだけでその人の人間性を尊敬します。
僕と同じく、教育界を少しでも良くしよう。子供達の未来のために自分の時間を使おうと、試験と向き合うために時間を使ったことを同じ志を持つ同志として、誇りに思います。
そんな素晴らしい君達に伝えたい。
ここはスタートです。
この結果から、もし教員への想いが消えないのであれば、また試験に向けて頑張るのもよし、違う世界を覗いてみるのもいいと思います。
受かったからこそ、本当に教員になるのか考えるのもいいと思います。
どちらにせよ、君は新しい分岐点に立っています。
この経験を活かすも殺すもあなた次第です。
忘れないので欲しいのは、君がこれまでかけた時間は、絶対に無駄じゃない。
誰がなんと言おうが無駄じゃないということです。
そして、君がどんな道を選ぼうと僕は全力で応援します。
最後になりますが、教員採用試験が終わりではないからね。全てじゃないからね。
君は君でいるだけで価値があるよ。
なんかあったら言ってね。力になるからね。
バイバイ。
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