買い物でテンションがあがった話
ふるさと納税の返礼品のシャインマスカットが届きました。旬の果物は良いですね。おやつの時間が楽しみです。
少し前のこと、なんだか気分が優れないというか、モヤモヤするというか、どうにも元気が出ないという期間がありました。ここ最近の不安定の気圧が原因なのか、寝不足なのか、少し気がかりなことがあってそのせいなのか、よく分からない日々。
そんな日々が数日続いた頃の週末、以前から気になっていたカフェに行ってみることに。
喫茶店やカフェに入ったとき、「ここのお店にはどれだけでも居座れそうだ」と感じることがあるのですが、今回初めて行ったそのカフェもそうでした。
北欧風の清潔なインテリア、リラックスできる音楽、店員さんとの程良い距離感、混みすぎていない店内、美味しいケーキ。
もう少し近所にあったら通ってしまいそう。
店内の一部に食器や雑貨などの販売コーナーがあり、一度見てしまうと気になるものがチラホラ。
その中でも気になったものが玄関マットです。
「マリメッコのデザイナーをされていた方のデザインですよ」
と店員さんが教えてくれました。玄関マットの相場は分からないけど、これまで我が家で使っていたものは、何となく買ったプチプラのもの。何も考えずにガシガシ洗えるし、使えるし、まあいいやと思っていました。
お値段はその何倍もするけれど、購入を決定しました。数種類あるデザインの中からこちらを選択。
青(写真では黒っぽく見えるけど青色)と黄色のコントラストが可愛いくて、マットを敷いた瞬間ゴキゲンになる私。元気のない日々が終了しました。笑。
きちんとお手入れして大切に使っていきたいものです。
以前から薄々気付いていたこと。家の中を見渡すと、「何となく」買ったものが多くて、使えるし、生活に支障がないからとそのまま「何となく」使っているけれど、これまでお世話になったものたちには感謝をしつつお別れをして、少しずつ妥協しないインテリアにしていきたいと感じる今日このごろです。
我が家の部屋の色のトーンも現在は、白、ベージュ、時々青という無難なトーンでそれはそれで居心地が良いけれど、今回青と黄色のデザインのマットを購入したことで、いつかカラフルなトーンの家に住んでみたい!と思ったり。
どこかで「自分には無難なトーンがお似合いだ」と思ってしまっている思い込みがあるのかもしれません。冒険できない。
好きなものに囲まれる、を実行していきたいものです。
ところで今日も、いつものお米屋さんにお米を買いに行ったのですが、そのお店にはお米だけではなくてどちらかというと健康志向な食品や雑貨が少しだけ置いてあり、見ていたところ「野菜も見ますか?」とお店の人が奥から持ってきてくれました。
一つ一つの野菜の説明を丁寧にしてくださり、無農薬ということで値段は少しお高めでしたが、いくつか買わせてもらいました。
人参一本をとっても、それよりも安い品物も売っているわけで、「安いほうを買わないと勿体ない」という思考になりがちですが、そのモノが作られている背景などを考えて買い物をしてみると、「本当に勿体ないのはどちらだろうか」と疑問に思うようになりました。
その食べ物を消費する身体のことや、どのようにして作られているか、働いている人々、食品ロス、地球や環境問題に至るまで、最低限のことを「知る」ということは大切なことで、それをふまえた上で買い物をするということは時には必要なのかも知れません。
その結果、自分の幸福度にも繋がってくるのならば言うことなし。
ただ、あまり考えすぎると疲れてしまうし、私はほどほどで良いと思っているのですが、知らなかったことを知ったり考えたりすることはなかなか楽しい。
当たり前のことといえばそうですが、自分に選択権のあるものに関してはお財布事情と相談しつつ、一度立ち止まって考えてみる。
その上でより心が満たされると感じるものを選びたいものです。