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おばんざい屋2023年9月

●9/3 アニマルウェルフェア交流会

アニマルウェルフェアを学ぶ 獣医師のみやびとむっちゃんによる、
アニマルウェルフェアについて勉強し、実食する会。

食育イベントを企画運営するむつみちゃん・
獣医師でアニマルウェルフェアを推進するみやび・
パティシエのあるちゃんと準備👭

アニマルウェルフェアについてレクチャーと、動物福祉に配慮した生産をする生産者のビデオメッセージ、動物福祉に関心のある参加者同士でディスカッション、そして豚肉の食べ比べができるような豚肉を使ったごはんを作り、パティシエのお友達がジャージーミルク(平飼い)を使った乳製品のスイーツ作りました。

レクチャーとディスカッションタイム

豚肉は宮崎で放牧和豚を育てるPioneer Porkから豚肉を仕入れたよ。

豚肉を食べ比べられるよう、たっぷり!
野菜はみやびの地元・高知の野菜たち
放牧して運動量が多いからか、豚肉は生ハムのような綺麗な赤色。

放牧すると、おいしいお肉に育つだけではなく、病気になりにくくなるから生産者にとって生産効率が上がることがメリットになるんだって。

豚肉は石垣島で眼の行き届く20頭程度のジャージー牛を放牧し、ストレスをかけない酪農を実践しているまあじゅんさんのジャージー牧場のクリームチーズとミルクを仕入れました🐄

島唐辛子と島こしょうの2種類食べ比べ
のむヨーグルト、濃厚

ディスカッションの時の話で印象的だったのが、「日本ではまず大手食料品店がアニマルウェルフェアに配慮したものを取り扱うようになれば、大規模の養鶏場もそう変われる。でも大手スーパーが売り始めたら、今既に実践していること小規模農家さんが、大規模農家さんに生産性の観点で負けてしまう。」そんな話があって、小規模農家さんと個人活動をつなげること、大規模企業とその規模に合う農家さんをつなげること、それが大事だなと。放牧すれば良いというわけではなく、「放牧より室内で飼われる方が夏の猛暑時はストレスを減らせる場合もあるのでは」という意見もあって、何が動物と農家さんにとって持続的なのか?を考えさせられた。

イベントを無事終えた翌日、フィールドワークかねて東京都八王子にある磯沼牧場さんに遊びに行きました。

地元の焙煎場からコーヒーかすを仕入れて堆肥に混ぜる工夫をされてる。
牧場の隣にカフェ&レストランがあって、
ここでミルクを使ったスイーツや食事ができる。地産地消だ。
その隣では地元のファームで育てられる野菜も販売されてた。
新鮮な野菜も買えるのいいな

●9/11「縁en- 食と酒」@京都

「縁 -食と酒-」をテーマに、京都らしい小料理と酒菓子と、日本酒を楽しんでもらう、一夜限りの小宴🍸🌛🍧食好きな3人で好きを詰め込んで、ずっとあの空間に居たいくらい素敵な空間だったな。

会場は鴨川沿いのかもがわクリエイティブベースにて
小宴のご飯とお酒勢揃い🐉

前菜のおばんざいと、メインの一皿を作り、どちらも旬の野菜や京野菜をふんだんに取り入れ、歴史と文化で洗練された京都ながらの食文化と春那とすずの遊び心を入れ込んでみた。

家庭料理のような懐かしさと、
好奇心くすぐられる新しい味わいを楽しんでもらいたな
京都の食材と旬の食材をふんだんに使いました。

京野菜・かも茄子とたんご梨は西喜商店にて、ほか野菜は八百一からも仕入れて、なるべく旬の食材を選ぶように。

まんまるっ
ひとつの大きなテーブルを囲みながら、みんなで食べる。

京都の日本酒は3種類セレクトし、大吟醸にごり酒は冷で途中で京山椒を追加し、山廃は熱燗に、伊根満開はシャーベットにして、日本酒のことや飲む楽しみ方、ペアリングについては、楽しめるようにZINE風にまとめてみた。

楽しみ方tips ;)

”こんな食体験あったらいいな”を詰め込んだ今回。京都の食材をふんだんに使ってその地の食材が輝くような、そして地域や食材など「食べる」こと対してに好奇心湧くような食体験になればなと思ってたことが形になって嬉しかった。

おすすめの食べ物の本コーナーも併設して、 食べる空間に本があるとお腹も知的好奇心も満たされて最高だな。

旬の素材や酒、お菓子にまつわる本たち
春那・小夏・すず
食が好きで探求する3人で🫶
川の流れる音と風景に、癒される、街。
飲食店は街を作るし、街が飲食店や食体験を作る。

●9/14 食と香り

食べる時に、物語や情景を思い浮かべられると、より食べる体験が楽しめるんじゃないか。
香りには、情景や記憶を思い起こさせる役割があります。
だったら、香りを嗅いで食事の物語を想像しながら、ごはんを食べると面白いのかも?
そんなことで、香りを嗅いで、情景を想像しながら、食べることを楽しむ。そんな会。

会場はカフェ&ギャラリーmuun。

夏の終わりと秋の始まりを味わう。そこでたたききゅうり/冷しゃぶ/きのこのなめ茸をぶっかけた小豆島の手延べそうめんを。

日本酒は栃木県の「仙禽 線香花火」
線香花火って夏と終わっちゃう儚さを感じるよね。
食べながら、カウンターの隣で調香師のお友達が調香をして、
食べて落ち着き、思い出や体験をもとに香りを作ることで癒される。そんな空間だった。

9/30 MADLY show
下北沢のreloadで開催されたファッションショーのアフターパーティーにて、和ピンチョスと秋ピンチョスを提供させてもらいました。

おばんざいを通して和の文化がファッションのような違う領域にも届いていって、和のご飯がかっこいいものとして思われるといいな。

8月9月も盛りだくさんでした。また来月も楽しみ。



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玉木 春那 |  Haruna Tamaki
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