50歳からのExcel。
こんにちは、ちゅんたまです。今回は、先日書いた【私は両親の背中を・・・みています。】からの抜粋記事です。
私の母は現在60代前半。私の記憶だと母は30代(1990年代頃)でパートに出ていました。それから絶えることなく仕事をしています。元銀行員ということもあり、市役所の窓口、ボウリング場、不動産屋、工芸品商工会、葬儀屋の経理業務に就いてきました。
必要に迫られてのExcelスタート
さて、母が50歳になった位の頃、「今、仕事でExcelやらないといけなくてね〜」と母が話してきました。私もExcelできませんし「大変だね〜」と返答するしかありませんでした。
それから10年経過した頃、「仕事増やした!」と言い出しました。「もっと仕事をしたい」とは言っていましたが、まさか本当に実現するとは。2件目の仕事内容も「パソコンができる方」が採用要件であり、即採用となったようです。約10年間、Excelやパソコンを使用しての仕事がダブルワーク獲得に繋がったのです。
都会では「当たり前?」
実は田舎でパソコンが使える人材って貴重なのです。パソコンが扱える人って、基本若い年代になると思います。しかし意欲的に学習し、パソコンに慣れている様な子なんて、まず学生の時点で田舎を出て、都会の学校や企業等にいってしまうんです。田舎に帰ってくるなんて数十年後先(もしくは帰ってこない💦)かもしれないです。20代、30代が慣れたスキルは、年配者や田舎の会社、社会にとってはレアスキルなのです。
母の話では、共に働く40代〜70代はパソコン、インターネットに不慣れな人が多いとのこと。役所や大きな会社とのやり取りは、近年メールが増加し、指定されたWordやExcelで書類を作成しなければならない。パソコンが不慣れなスタッフばかりでは対応が難しくなってきている様子。
また母の仕事量が増えてしまうので、同年代や若いスタッフに「パソコン教えるから」と仕事を依頼しようとしても、「パソコンなんて無理、無理」と言って学習する意欲もないとの事。その状況になると、さてどういう事が起きるのか?
母が「仕事大変すぎる、辞めようかしら」と言えば、上層部が困り給与UPにも繋げることもできるのです。要は、田舎で暮らす母(年配者)とパソコンのタッグは、いま正に時代にマッチしているのです。
自分にどう活かすか
私としては現在もそうですが、できるだけアンテナを伸ばし、色々なテクニックを身につけ、どんな時代になっても生きていける術を手に入れて行きたいと考え、作業療法士の仕事をしながら、電気工事士の資格をとってみたり、電気屋さんの友人の仕事に着いて行ってみたりと動いています。
私が母と同じくらいの年代になった時、若者が使えるスキルを身につけつつ、自分の得意分野を伸ばし、柔軟な思考能力、行動力をイメージして、これからの日々を過ごしていけば、いつまでも必要とされる人間になれるのではないかと考えています。
長文、読んでくれてありがとうございました。
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