伊賀、大人こそ行こうよ!
こんにちは。学校を卒業し、初めて、金銭が発生するお仕事として、三重県津市に出張撮影に行って参りました。あいにくのどん雲り空でしたけれど、お仕事が11時前後に終了したので、伊賀上野で5時間ほど観光してきました。
あなたも好きでしょう、忍者?
筆者は実は帰国子女なので、バックスバニーやトム&ジェリーで育っています。塗り絵もバックスバニーでした。そして、アメリカの塗り絵は日本のツルツルピカピカの白い紙と違って、ゴワゴワの薄茶色の紙で、バックスバニーはグレーなので、正直、塗り絵としては楽しくなかったです。
でも帰国後は、藤子不二雄も大好きでした。年末に金銭が原因での夫婦喧嘩がネタになる、意地悪風味溢れるちびまるこのような漫画は苦手です。(でも吉田戦車の伝染るんですは大好きです(-。-) ボソッ)なので、”くるくるほっぺ”のハットリくんも読んでました。イタリアでも、ニンニンって言ってました!と、ご納得いただいたところで、いざ、伊賀上野城へ!
忍者たるもの、まずはタイムスケジューリング
まずは、同じ敷地にある伊賀流忍者博物館へ向かいましょう。大人も楽しめる必見の忍術実演ショーの時間を確認しましょう。
筆者は平日の2回目、午後一番の13:30開始の部に行きました。到着すると1回目のショーの観客の帰り道とすれ違いましたが、予想通りほぼほぼゼロ日本人でした。ですが、切符売り場で混み具合を尋ねたところ、午後は比較的空いているとのことでした。その言葉通り、日本人オンリーでした。
そして、博物館のチケットは当日中出入り自由なので、ショーまでにお城の方へ行ったりする方もいらっしゃるかもしれません。ですが、早めに戻ってくることをオススメします。
というのが、ホームページにも記載がない(敷地内アナウンスはありました)ので、筆者もたまたま参加できたのですが、ショーの前に忍者屋敷の簡単な案内をしていただけます。逃す手はありません!この案内は撮影させていただけました。
このツアーが終わると、直接、ショー会場へと案内してくださいます。ショーはかなり迫力があります。しかも、出演メンバーが替わったりするので、二度目も楽しめるようです。ショーは撮影禁止です。
知名度の割に、かっこいいぞ伊賀上野城
堀に映る姿が美しい松本城、大きな満月と共に撮影できる岐阜城、世界遺産の姫路城など様々な知名度が高いお城があるなかで、比較的、知名度が低めと思われる伊賀上野城。かっこよくて、驚きました。といっても、もちろん、お城好きな方はご存知でしょうが、復元天守閣です。でも、かっこいい・・・。
ところが、今は漆喰を新しく塗られて、美しい城壁、そして桜も見頃ということでしょうが、筆者が訪問した日は漆喰乾かし中の不運な日でした(泣)今、行ける方が羨ましい。心の底から羨ましい!
サムネイルの写真は、かろうじてごまかした角度から撮りましたが、訪問日の実のお城はこれ、このとおり。
お城周りに、桜を植えるべきか問題
春、夏、秋、桜の樹はそれはそれは素晴らしい光景を見せてくれます。でも、冬行くと、それはただただ天守閣の前を遮る棒。電信柱と並ぶ二大写真の敵!冬に行き、これが全部桜の花なんだよなーと想像してしまうと、もう一度リベンジをかけて美しい時に来ないとという気になってしまいます。ハッ、それが狙いか?!ま、3/4の時期に美しければ、植えますよね。
天守閣を過ぎると、この城の今の原型を整えた藤堂高虎の築いた高石垣が見学できます。高所恐怖症の方は、アウトではないかと思うくらい高いです。
レトロかわいい城下町商店街へ
個人的にお城あるあるの、入り口から出ると(入ったとこは何門だったのか…)、日本人なら誰でも懐かしい感じを覚える通りが広がっています。
城下町と⇒が出ているので、それに従っていくと、商店街へ着きます。
時計屋さんの店頭には、昔のカメラが発売当初の価格と展示してあって、さながらプチ博物館のようで眺めて楽しませていただきました。
十七代ご当主が焼いてくれるお餅で一服
ちょっと小腹が空いたなぁと思っていましたが、お出汁が美味しいと評判のおうどん屋さんと食堂のお昼営業時間も終わってしまいました。商店街でわらじの様に大きな五平餅の看板を見て、お腹がぐーと呼びかけましたので、入店。
十七代目ご当主が、五平餅を手焼きしてくださり、ご自慢のタレを塗って出してくださいました。ホッカホカを店内の椅子で腰掛けていただきました。
お店は、大人でもワクワクを抑えきれない感じのお店でした。
愛嬌たっぷりのご当主から、写真撮っていいよ、宣伝してねと言われたので、します。素敵なお店なので、ぜひ。大人の方にこそ行って欲しいですね。初夏の風物詩である和菓子の”あゆ”がグミ?になったお菓子を初めて見たので、他のお菓子いくつかと購入しました。グラムで計算してくださいますので、一個からでもお気軽にどうぞ。
半日でまわれる町の魅力
筆者は静かに旅をしたいので、最近は、街ではなく、小ぶりの町を旅するのが好きです。
ここ伊賀は、フランスの映画のモデルになったりと忍者が人気が高まり、インバウンドがいないとは言えませんが、住んでいる方などは「こんにちは」と声をかけてくれたり、素朴に生活されていて居心地がよい町でした。みなさまも、いかがでしょうか?
施設情報
・伊賀上野城
最寄駅:伊賀鉄道 上野市駅
時間:9:00〜17:00(入館は16:45まで)
休館日:12月29日〜31日
料金:大人600円
0595-21-3148
・伊賀流忍者博物館
場所は上に同じ
時間:平日 10:00〜16:00(最終受付15:30)
土日祝 10:00〜16:30(最終受付16:00)
料金:大人(高校生以上)800円
小人(4歳〜中学生)500円
別料金:忍術実演ショー
(休演日あり 要事前確認)
0595-23-0311
・かぎや餅店
場所:三重県伊賀市上野小玉町3082-1
時間:9:00〜18:00
休み:不定休
0595-21-1254