8月:立ち止まるときだってあるさ
今までの振り返りnoteを見ていると、5月の終わりぐらいからなんかずっと体調が悪い。そして、波はあるけどずっと「なんかしんど…!」という状態で8月を終え9月を迎えている。
ずっとうっすらだるいので、今が体調不良なのかどうかも分からなくなってきた。(改めて書いてみるとよくない。)
そんな8月の振り返り。
意外と無理がきいてしまう
しんどいだの調子が悪いだの言いながら、今月は表面的にはわりと通常モードで過ごしていた(お盆に風邪でダウンした以外)。
先月のように仕事やボランティア活動を体調不良で休むことはなかったし、オンライン学会に参加したり、大学院のプログラムの一環としてチームで文章を書いたりしていた。
ただ、これは空元気でしかなくて、実際のところそんなに元気ではないのでは…。と思う。
仕事の日、朝からだるいし心も体も重いのに、職場に行ってしまえばいつも通り仕事している自分がいる。
しばらく休んでいた学習教室の活動も、やっぱりちょっとしんどいかも…と思っても、子どもたちが教室に来るとそこそこ元気に相手をしている。
チームでの文章執筆も、思ったよりやべぇ状態だと判明すると、打開策を考えたり風邪からの病み上がりの中で全体的な書き直し作業をしたり。
しんどいと言いながら、やらなきゃ!となると、なんやかんや無理が利いてしまうのだ。
たぶん、エナジードリンクは体力の前借りというのと似たようなことなんだろう。仕事だという緊張感や、やらなきゃ!という責任感で一時的にしんどさが誤魔化されるだけで、実際は無理した分の疲れが上乗せされていく。
その証拠に、休みの日はぐったりして全然思うように動けない。
昨日は普通に仕事できてたのにおかしいな…と思っていたが、むしろ今の私のデフォルトはこのしんどい状態であって、仕事とかで力が出せるのはちょっと無理した特殊な状況なのかもしれない。
そういう時期。だから焦らない
ぐったりした状態が普通となると、色々とできないこともあって焦る。
私の場合は自分の研究のことが面白いぐらい進んでいない。あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ、と頭にはたくさん浮かんでくるのに、全然やる気が出ない。
実際、風邪のせいもあるが、中旬は研究に1ミリたりとも触れなかった。それで焦ってさらに何も手につかなくなった。
ただ、なんでこんなに調子が悪いんだ…となると思いあたることはある。私は3月に母親を亡くしたばかりだ。
最初の数ヶ月はなぜか元気だったから大丈夫なのかと思っていたが、これもきっと生活が変わるという緊張感からの空元気にすぎなかっただけ。家事を中心にやることが増えて疲れるし、何より悲しみも寂しさも喪失感もなくなったわけじゃない。
最も失いたくなかった大切な人を失った。
これまでの30年弱の人生の中で一番つらくて悲しいことだ。
そんなことがあって、まともでいられるわけがない。
そう思えば、今がどん底みたいな感じで全然思うように動けなくても不思議じゃない。
今はそういう時期だから仕方ない。
そうやって開き直ると、少し心が軽くなった。
そして、こういう時こそジタバタせずに粛々と、今の自分にできることを積み重ねる。思うようにいかなくていいから、ほんの少しでもいいから、線を繋いでおけばいい。
心身の調子には気をつけつつ、焦りそうな時はこれを意識したい。
スラムダンク(+バスケ)月間
どんよりした話ばかりで終わるのもなんなので、楽しかったことも少し。
7月に一度も観に行けなかったのを取り返すかのように、8月はスラムダンクをめっちゃ観に行った。
映画に出てくる試合があった日である8/3の全国同時上映やら、実況付き上映やら、楽しい企画がたくさんあってワクワクしたし、終映までの1週間弱の間には3回ぐらい詰め込んだ。
お盆に風邪でダウンした時は、布団にくるまりながらずっとスラムダンクの漫画を読んで全巻読破。
そして、スラムダンクに触発され、なんともタイミングよく始まったバスケのワールドカップを観始めたところ、まんまとハマってしまった。つくづく単純なやつだと自分でも思うけど、好きと思える世界が広がるのは嬉しい。
そんなこんなで、スラムダンクとバスケに染まった1ヶ月でもあった。映画は終わってしまったけど、私のエンジョイバスケライフはこれからというわけだ。
最後は毎月恒例の(?)カレーでおしまい。