人生2度目の札幌旅【1日目】思わぬ寄り道、そしてアートをめぐる
約半年ぶり、2度目の札幌旅行にやって来た。
前日にバタバタと準備をして大体行くところを決め、今日は眠い目をこすりながら空港に向かうところからスタート。
そんな1日目を振り返ってみよう。
さっそくスープカレー@新千歳空港
ちょっと早めの便で関西を出発して、昼前には新千歳に到着。
まずは、空港でさっそくスープカレー。
ココナッツのスープがあって気になったので、頼んでみることに。
ココナッツのおかげなのか、すこし辛めにしてもマイルドでやさしい味。辛いもの好きだけど、これはこれでハマりそう。
滝を目指して渓流沿いを歩くー滝野すずらん丘陵公園渓流ゾーン
さて、お腹を満たした後は、目当ての芸術の森…と思っていたのだけど、ここでちょっとアクシデント。
うっかりとバスを降りそびれてしまった。
よく分からないところで反対方面のバスを待ちぼうけするのもなぁ…と迷っている間にバスはどんどん進んで、滝野すずらん丘陵公園というところに入ったようだった。
とりあえず何かありそうなところで下車。
「厚別(あしりべつ)の滝」なるものがあるようで、これも何かの縁だろうと思い、見に行くことにした。
予期せぬことだったけれど、これが案外すてきなひとときを過ごせた。
滝までの渓流沿いの道は、緑豊かで、そこに咲くたんぽぽの黄色が鮮やか。川のせせらぎに鳥のさえずりも聞こえる。
緑の中を歩いて滝の音を聞いて。思いがけず良いリフレッシュになった。
道すがら、男の子が虫網を片手に駆けていったり、女の子がトトロみたいに大きな葉っぱを傘にしていたり。
おじいちゃんが、立派なカメラを手に散策していたり。
老若男女それぞれがそれぞれの好きな時間を過ごす。そんなのどかな光景に、なんだかほっこりした。
こういう思わぬ寄り道も、旅の醍醐味かも。
森の中のアートをめぐるー芸術の森 野外美術館
さて、寄り道を終えて、ようやくお目当ての芸術の森へ。
敷地内には美術館や工芸館などいろいろあるが、自然の中のアートを見たいということで、今回の目当ては野外美術館。
こんな感じで、森の中を歩いていると、たくさんの芸術作品が現れる。
正直、わたしにはあまり理解できていないと思うのだが、そもそも理解するとかいうものでもないのかもしれない。
自然の中にある明らかな人工物に最初は違和感のようなものを覚えるけど、でもその人工物も自然や人間、生き物を表現していたりするわけで。
なんか浮いているようにも融合しているようにも見えるというか…。
いろいろ見て歩いていると、だんだんアートと自然の境目って何?みたな感覚になっていた。
これはどこが正面だ?と思うと同時に、そもそも正面なんていう概念がないものなのか…と思ったり。
なんかこう、当たり前と思っているものを揺さぶられるような。そんな感じがした。
夜はテイクアウトおにぎりでほっこり
そんなこんなでアートに触れて不思議な感覚になりつつ、市の中心部に戻る。夜はホテルでTHE SECONDをリアタイするため、晩ごはんを調達。
「ありんこ」という札幌拠点のおにぎり屋さんがあるということで、最近おにぎりにハマっているのもあって買ってみることに。
具がしっかり入っておいしくて大満足。
おにぎりってなんか幸せな気分になって好き。
というわけで、思わぬハプニングもありつつ、無事に1日目が終了。
たくさん歩いてへとへとだけど、きっとこれはいい疲れ。
とはいえ今日はちょっとバタバタしたから、明日はのんびり楽しめるといいな。