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苦手を克服できる減らしかた

なにかのきっかけではじめた、断捨離や物の見なおし、整理整頓。
せっかくなら、ついでに自分の苦手なことも克服できると、嬉しさも加わって楽しくなるのではないか。

ちょっとした視点を加えるだけでいい。
ただ捨てるだけなんてもったいない。
苦手を克服できるよう、ほんのひと捻り考えながら減らしてみよう。

どんなことを考えたらいいのかって?

その答えは、2つある。


[目次]

  1. 心地よさを追求する

  2. まずは、シンプルにする

  3. まとめ


1.心地よさを追求する


苦手なものが関わるところは、心地よさを求めながら減らしてみよう。

使い心地、居心地、着心地、いろいろある。

なぜ心地よさを求めるのか。
それは、継続しやすくなるからだ。

『継続は力なり』で、心地よく続けやすい環境をつくりだせると、経験を積み重ねられるようになり、今よりも確実にスキルアップできる。

余程ストイックになにかを鍛えたい場合は、逆境に身を置いた方がいいこともあるだろう。
ドラゴンボールの主人公、孫悟空はいつだって過酷な選択をする。
しかし、そういう話は一旦置いておこう。

2つの例を挙げてみる。

毎日でも季節ごとでも定期的にでも、絶対に使うものだけが置かれているキッチン
そこは、手入れが行き届き、清潔で、作業もしやすい。
料理に取り掛かる億劫さもなくなってくる。
まさしく、居心地や使い心地が追求されているからだ。

今の自分に合った、今着るお気に入りの服だけのクローゼット
そこは、手入れが行き届き、風通しも良くて、眺めていることも、コーディネートすることも楽しくなるだろう。
着心地を追求した例だ。

ほかにも、当てはめていくことができる。
おもちゃの片付け、インテリア、体型や健康、ライフスタイルなど。
全てについて話せば長くなるが、なにかを変えたいと減らすなら、自分の心地いいを探しながら取り組んでみると、面白くなってくるだろう。


2.まずはシンプルにする


苦手なものほど、頭の中で複雑になりがちだ。
だから、少しずつとかじゃなく、一旦必要最低限までシンプルにしてみよう。

実際にやってみると、思いのほか『あれも、これも』が多いことに気づく。

この分だけ、1番はこれ、と範囲や順位で絞っていくのだ。
そうすると、意外な解決の糸口が見えてくる。

筆者は、料理が苦手だった。
しかし、今頻繁に使っている調理道具や調味料だけを残した結果、毎度おなじみの定番メニューができあがり、献立で悩むことが減ったのだ。
それからは、キッチンに立つことが苦痛ではなくなった。
そして今では、『名もなき副菜を極める』という目標まで立てている。
夫には、どうした、と言われた。


あれもこれも持っていたころの、『どう使おう』『何の料理に使おう』と調べたり考えたりすることが、料理を苦手にしていたようだ。

シンプルに、簡素にしていったことで、思わぬ原因に気づくことができ、克服のチャンスを得られたのだ。

いつかのためにとか、もったいなからはこの際なしだ。


3.まとめ


今の時代、苦手を克服しようと努力する人はどのくらいいるのだろうか。
色々な方法で人と繋がれるようになった。
苦手なものは誰かに託す、ほかの人の力を借りる、という選択もしやすくなった。

しかしそんな中でも、克服しようと思ったのだ。
自分を変えようとすること、今より成長しようとすることは素晴らしいことだ。

きっかけからチャンスをつくり、自分の足で自分の人生を歩んでいく。
今回はどうやら、ビッグスケールな話で締めくくりだ。

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