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生活習慣が変わる、暮らしのなかのひと工夫

生活習慣は、健康とつながっている。

物価高騰、人口減少、労働力不足に米騒動。
ここ数年は特に、心身が疲れ切ってしまうできごとが続く。

すると、健康には欠かせない生活習慣への気配りが、どうもうまくいかなくなったりする

でも、大丈夫。

日頃のちょっとした工夫で、もやもやとする生活習慣問題も、ずいぶんと解決することができるのだから。

無理は続かないから、ほんのひと工夫でいい

ひと息ついて落ち着いたら、さっそく一緒にやってみよう。



食事はむずかしく考えない


栄養バランス、添加物に糖分や塩分うんぬんかんぬん。
それを気にかけられることは大切だが、今ばかりはもっと簡単に考えることにする

あれこれ難しいことは横において、「食べるときは、食べている時間に集中する」こと。
これだけを考える。

そのために、食べものに感謝したり、楽しむための工夫をしたりするのだ。

これは、満腹感や満足感に関わる

お腹と心がみたされると、食欲コントロールがしやすくなる。
また、なにを食べるか、どう食べるかを考えることも楽しくなってくる。
だから、とても大切なのだ。

食事の時間」を大事に味わおう。


睡眠は質を大切に


わたしたちは、忙しい時代を生きている。
だから、量や就寝時間、起床時間にとらわれず考えよう。

そこで目をつけるのが、睡眠の質だ。

どうやら、質の良い睡眠は、自律神経のバランスを整えることで手に入るという。
寝るときには、副交感神経がよく働くようななにかをしよう

  1. 温かい飲み物を飲む

  2. リラックスする音楽を聴く

  3. リラックスする香りを嗅ぐ

  4. 日中のお日様に当たる

  5. 寝具、パジャマを整える

  6. 軽い運動やストレッチをする

  7. 夕食が遅くなるときは軽めにする

  8. 寝る前のパソコン、スマホは控える

  9. 日が暮れたらカフェインを控える

  10. 深呼吸をする

  11. よく笑う

気軽にできそうなものはあっただろうか。
もしあれば、今晩からでもさっそくやってみよう。

よく眠れる日が増え、すっきりとした目覚めの日が増えてくると、きっと活力あふれる日々が待っている


運動は生活しながらでいい


改まった運動時間は、あえて取らないことにしてみよう。

そのかわりに、家事、移動、子育て、介護、肉体労働。
とりあえず生活の中で体を動かすときに、次のふたつを意識するのだ

まずは、脚を動かすこと

歩く、走る、立つ、しゃがむ、かがむ。

脚には、大きな筋肉がいくつもある。
大きな筋肉を動かすと、体が温かくなり、蓄えられていたエネルギーが使われるようになる。
脂肪燃焼効果が高まるのだ

つぎは、呼吸を深く、長くすること

呼吸を意識すると、自然と背筋が伸び、背中の筋肉やお腹の筋肉が使えるようになる。
そして、運動効果を高めてくれる

呼吸を意識しながら生活することで、エネルギー代謝を上げられるのだ。

専門的な話を少しだけ。

筋肉には意識性の原則がある。
それは、意識を向けたほうが筋肉の働きが活性化されるという意味だ。

なにも気にしないより、気にかけたほうが筋肉はよく動くようになるということ。

あえて運動のための時間はつくらないかわりに、脚を動かすことと深い呼吸は意識をする

運動効果を高めながらの生活にしてしまおう。


節目には持ちものチェックを


持ち物チェックは、生活チェックであり、人生の指針チェックにもなる

祝日、節句、季節の変わり目、人生の岐路に、自分の身の回りにあるものを見直そう。

使う、使わない、買い換える。
できるなら、増やさず減らす方向で見直してみる。

持ちものは、その時求めているライフスタイル、生活の中で強く意識していること、気持ちの状態を表している。

そこで、節目をきっかけにして持ちものをチェックすると、自分の気持ちの整理もできるというわけだ。

これからどんな生活をしていきたいのか、続ける、断ち切る、方向転換するのかを、ものを通して見つめてみよう。
整理しながら、理想の生活習慣、暮らしを思い描いて、かたちから作っていけるのが、持ちものチェックのすばらしさとも言える。

こつこつと続けていくと、いずれ素敵な生活習慣が身についているだろう。


まとめ


ひと息おいて、肩の力を抜こう。

無理をせず、眉間の力を抜いて、あなたにできるひと工夫から始めよう。

ほんのひと工夫で、もんもんとしていた生活習慣は変えられるし、今よりも確実に、いい方向へ進むことができるのだから。

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